散歩道・48～富士山眺望

　今日は令和になって初めての天皇誕生日。還暦になられた陛下を心からお祝い申し上げたい。2月23日は“ふ（2）じ（2）さん（3）”で、静岡県と山梨県の両県が条例で定めた“富士山の日”でもある。この日は県民が富士山について学び、考え、想いを寄せ、富士山憲章の理念に基づき、富士山の豊かな自然及び美しい景観ならびに富士山に関する歴史及び文化を後世に引き継ぐことを期するという日になる。今年から天皇誕生日として祝日になるが、静岡県の公立小中学校や県立高校は既に休日になっているため祝日となる恩恵が得られないと一部で話題になっている。山梨県の学校はこれまで休みではなかったので、これで両県は公平になる。ちなみに私は元ハマッ子だが、横浜市では6月2日の開港記念日が公立小中学校では休み。当時私は恩恵を受けていた。
　写真は堀之内沖ノ谷戸公園上の愛宕神社付近から眺めた今日の富士山。気温が高く春霞が掛かっているが見えるだけで満足。左下に見える建物は鑓水の多摩美術大学あたりだろう。

ニガキ・2～葉痕

　長沼公園“霧降の道”で見つけた幼木の葉痕。特徴ある樹皮の中に情けない顔が見える。どこかで見たような樹皮だが、冬芽はまだ小さくもちろん葉も残っていないので、名前が思い付かない。しかしボツにするには可哀相な顔なので、しばらく考えることにした。花や葉を見ずに樹皮、葉痕、冬芽、樹形などでも名前がわかるようになりたいと思っているのでこういうものは良い勉強材料になる。結論としては「ニガキ（苦木）」と判断したが、このあとの冬芽の様子や葉の味で確かめることにしよう。ニガキの葉はとても苦くセンブリと良い勝負。