スミレ・4～閉鎖花

　長久保交差点では、毎年「スミレ（菫）」の群生が見られる。これはいわゆるスミレという名のスミレで、野山で普通に見られる種。しかし当地ではアスファルトの透き間や荒れ地など、あまり生育環境の良くない場所で見ることが多く、他の植物との生存競争を避けているものと思われる。写真もアスファルト道路と歩道の間だが、閉鎖花をたくさん作っていた。このあと果実が熟し3つに裂開して種子を散布する。春にはまた群生が見られるだろう。

カシワバハグマ・6～霧降の道

　長沼公園“霧降の道”で見つけた「カシワバハグマ（柏葉白熊）」の果実。先日栃本尾根で見た時は雨上がりで冠毛が閉じていたが、この日は晴れが続いていたため大きく開いていた。冠毛の長さは1センチほどで痩果は6～7ミリある。