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イノモトソウ

 シダ観察を精力的に行っているがオオバノイノモトソウがわかると「イノモトソウ(井許草)」も見たくなる。事前に図鑑で調べておくが、オオバノイノモトソウより小さいと言われても、図鑑では実際の大きさをイメージしにくい。そんな状態で長沼公園“殿ヶ谷の道”を下り、長沼口の民家脇を流れる小川に目をやるとその岩に細く小さいシダがたくさん付いている。もしやと思ってその中軸を見ると、図鑑の説明通りにしっかりとした“翼”が見えた。この道はこれまで何度も通っているが、初めてイノモトソウを確認した。イノモトソウはイノモトソウ科イノモトソウ属のシダ植物で、人家近くや林縁で見られる。

『つばさ』 作詞:伊藤蘭 作曲:渡辺茂樹
歌:キャンディーズ 昭和53年
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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オオバヤシャブシ・2~葉痕

 カバノキ科ハンノキ属の「オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子)」。光沢のある冬芽の下に三角形の葉痕があり、維管束痕は3つでおちょぼ口がウインクしている。これは長池公園外周のもの。オオバヤシャブシはハンノキなどと同様に空中窒素を固定化する能力が高く、荒れ地などでも丈夫に育つので、法面緑化などに利用されてきたが、花粉症の元凶のひとつであることが確認されてからは、利用されなくなっているようだ。
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