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セイヨウカリン

 野猿街道下柚木交差点付近の水路沿いに植栽されていた「セイヨウカリン(西洋花梨)」。バラ科マルメロ(marmelo)属の落葉小高木で、江戸時代初期(1634年)に中国から長崎に持ち込まれたという記録があり、そのままポルトガル語の「マルメロ」と呼ばれることが多い。果実はカリンと同じく生食はできないのでジャムや蜂蜜漬けにして利用されている。マーマレード(Mamalade)の語源はこのマルメロという。
 今日は都会の喧騒を避けて、朝早く出発し北軽井沢の山小屋に避難している。予想通り軽井沢も大混雑で、明日は早々に帰京する予定。いつも野沢菜と峠の釜めしがお決まりのお土産。
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アメリカスミレサイシン・3~アリスウィター

 上柚木の愛宕小学校横の遊歩道を駆け登っていると道端に赤紫色のスミレ。今まで見たことがない品種でプリケアナ(Viola sororia'priceana')のようだが中心部の色が赤紫色で違う。調べてみると、やはり「アメリカスミレサイシン(亜米利加菫細辛)」の一種で「アリスウィター(Viola sororia 'Alice Witter')」と呼ばれるもの。北アメリカ原産で、プリケアナとレッドジャイアント(Viola sororia 'Red Giant')との雑種のようだ。
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オランダガラシ

 鑓水地区の小川に生えている「オランダガラシ(和蘭芥子)」。アブラナ科オランダガラシ属の多年草でヨーロッパ原産。明治時代に食用として渡来したが、繁殖力が強く各地で野生化しているため、外来生物法で“ 要注意外来生物”に指定されている。「クレソン(cresson)」の名でお馴染みでサラダやステーキに添えられており、この独特な辛みが私の好みではある。
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