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フイリゲンジスミレ・2~開花

 拙庭で開花した「フイリゲンジスミレ(斑入源氏菫)」。この花は13年前に下柚木の道端で見掛けたが、その時は名前がわからずその4年後にやっと名前がわかったもの。その後、園芸店で購入し庭に植えた。こぼれ種であちこちに拡がっていたが、今春はこの1株しか見当たらない。暑さに弱く昨年の猛暑で上手く夏越しできなかったかも知れない。フイリゲンジスミレはスミレ科スミレ属の一年草もしくは多年草で、シベリア、中国、朝鮮半島に分布し、日本には自生は無く園芸品種として流通している。花弁は濃紫色で葉には白い斑が入り美しい。葉の裏面は紫色で、これが紫式部の『源氏物語』に繋がっているようだ。つまり源平合戦の源氏ではなく光源氏のほう。従ってヘイケスミレは存在しない。ちなみにフイリゲンジスミレを母種とするゲンジスミレは日本に自生するが、花弁は白く葉に斑は入らない。
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アリアケスミレ・2~首都大学東京

 首都大学東京の野原に咲く「アリアケスミレ(有明菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で、白い花弁に濃紫色の筋が入る。当地では写真のようなタイプだが、全国各地では筋の多さや濃さに変化が多いようだ。その変異の多さから、名前は刻々と変化する“有明”に由来している。
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ズミ・3~開花

 南多摩尾根幹線の歩道脇で咲き始めた「ズミ(酸実・桷)」。バラ科リンゴ属の落葉小高木で、果実が酸っぱいことから名付けられている。去年の春、ランニング中にこの花を見つけていたが、その時はそのまま走り続け、その後、撮るのを忘れていた。ここでは1年振りの花で、今年は忘れずに撮ることができた。
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