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アカネスミレ・2~梅園

 いつも長池公園“ながいけの道”で見ていたが、今年は長池公園里山地区の“梅園”でも見つけた。「アカネスミレ(茜菫)」はスミレ科スミレ属の多年草で、側弁に毛があり花柄や萼片など全体的に毛が多い。側弁以外には毛が無いオカスミレ(岡菫)が長い間の宿題になっているが、なかなか見つからない。
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レンギョウ

 モクセイ科レンギョウ属の「レンギョウ(連翹)」。早春に直径2~3センチの黄色い花を細い枝に密に付ける。レンギョウの名は広義には園芸品種を含めたレンギョウ属の総称でもあり、狭義でのレンギョウのほか、シナレンギョウやチョウセンレンギョウなども指す。当地で植栽されているものはほとんどがシナレンギョウのようだ。チョウセンレンギョウはレンギョウと同じく花期に葉が無いが、その花の大きさはシナレンギョウよりもかなり大きい。写真は東京薬科大学に植栽されている狭義のレンギョウ。
 さて“道程”や“智恵子抄”で知られる詩人・高村光太郎は、ことのほかレンギョウの花が好きだったとされている。そのため彼の棺にはレンギョウの花枝が一本置かれたといい、彼の命日の4月2日は“連翹忌”と呼ばれている。
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