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ヒゴスミレ・1~貝取山緑地

 これも地元情報でギリギリ間に合った貝取山緑地の「ヒゴスミレ(肥後菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で、エイザンスミレのように葉が細かく切れ込む。エイザンスミレの葉は深く3裂するが、ヒゴスミレの葉は更に細かく5裂し、1片はエイザンスミレより細くなる。肥後の名前が付いているが、秋田県男鹿半島を北限として、本州、四国など広く分布している。これも来春は咲き始めを忘れずに撮ることにしよう。
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ヤブニンジン・1~花

 セリ科ヤブニンジン属の「ヤブニンジン(藪人参)」。葉がニンジンに似ているために名付けられているが、ニンジンとは属が異なる。春に茎の先端に複散形花序を付け、小花序の中心には雄花が8個、外側には両性花が5個ある。花径はわずか2~3ミリの5弁花だが小さ過ぎて良くわからない。乾燥した根茎を生薬名で藁本(こうほん)と呼び、腰痛、腹痛、頭痛などの鎮痛・鎮痙に用いるようだ。
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