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ミツバツツジ

 早春の枯れ色の野山で鮮やかなピンク色を見せている「ミツバツツジ(三葉躑躅)」。ツツジ科ツツジ属の落葉低木で、関東地方から近畿地方の太平洋側に多く分布する。ミツバツツジには仲間が多く、ミツバツツジの名はそれらの総称でもある。トウゴクミツバツツジやコバノミツバツツジの雄蕊が10本であるのに対して、ミツバツツジの雄蕊は5本になる。
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クララ・1~目覚め

 今年2月に体調を崩し会社を数日休んでブログ更新も一時滞っていたが、病気はいつもの風邪とは異なり回復が思いのほか長引いた。症状はまず初めに38℃の発熱があり、すぐにインフルエンザ検査をしたが結果は陰性。解熱剤を処方してもらったが1週間経っても熱が下がらず血液検査も実施した。また次第に頭痛が強くなり、そのうち頭を動かすと目の前が一瞬暗くなる立ち眩みのような症状が出て、挙句の果てに手が震えて字が上手く書けなくなった。手が震えるとパソコンのキーボードが叩けないし目薬も差せない。念のためMRI・MRA検査を受けたが、特に脳に異常は見られない。頭痛専門の神経内科医によると『細菌性ではないが、インフルエンザのような何らかのウイルスが自立神経に悪さをしたのでしょう。』というお診立て。さすがに処方薬で手の震えと頭痛は次第に治まった。
 4月になってようやくいつもの調子に戻ったが、残念だったのは、3月10日にエントリーしていた“立川シティハーフマラソン”を欠場したこと。毎年参加していて楽しみにしたが、今年は止むを得ない。
 更に病気は続き数日前には、目の前を蚊がブンブン飛ぶ“飛蚊症”が起こり、眼科にもお世話になった。これは目の硝子体(しょうしたい=水晶体と網膜の間の透明でゼリー状のもの)が加齢により縮小することで何らかの濁りが起こり発生するものだが、今回は特に網膜剥離を引き起こすような重篤な状況ではなく目薬も飲み薬も無かった。しかし大事をとって1週間ほど頭を上下させるような激しい運動は禁止とのお達しで、ジムの筋トレや週末ランはしばしお休み。明後日に出場予定だった“横浜ロードレース(12キロ)”もキャンセルとなった。自分は元気だと思っていても加齢は着実に進んでおり、体調管理には十分に気を配らなければならない。
 ところで病気の間に4週間で体重が3キロ落ちた。体調が戻り先日ジムで体脂肪率を測定したところ前回の15.1%から13.6%に改善。体脂肪率は1年前から上昇傾向で下げるのに躍起になっていたが、皮肉にも病気のお陰で下がった。このまま維持したいところだが、体重は元に戻りつつありおそらく体脂肪率も上昇しているだろう。
 写真は眠りから目覚めた「クララ(眩草・苦参)」。マメ科エンジュ属の多年草で、新芽の様子が面白くいつも注目している。クララとは女の子の名前のようだが、この根を齧るとそこに含まれるアルカロイド系の毒素で目が眩むことから“くらくら草→くらら草→くらら”と転訛した。
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