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シロヤブケマン・1~長池公園

 ケシ科(←エンゴサク科)キケマン属の「シロヤブケマン(白藪華鬘)」。ムラサキケマン(紫華鬘)の変種で、花弁の先端が紫色でそのほかは白くなる。先端まで全部白くなるものはユキヤブケマン(雪藪華鬘)と呼ばれる。これは長池公園の道端に咲いていたが、ジョギング中に見掛けてムラサキケマンだと思いそのまま通り過ぎた。しかし100メートルほど進んだところで『今のはムラサキケマンではないぞ。』と気付き慌てて引き返した。
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チングルマ・1~開花

 バラ科ダイコンソウ属の「チングルマ(珍車・稚児車)」。大雪山旭岳、鹿島槍ヶ岳、木曽駒ケ岳など高山の多湿地に生育する落葉小低木で、果実の姿が子供が遊ぶ風車に似ていることから“稚児の車”と呼ばれ、転じて“珍車”となった。登山家にはお馴染みの花だが、私は登山はしないので高嶺の花だった。ところが東京薬科大学の新しい“自然観察路”でこの名札を見つけ開花を楽しみにしていた。高山では開花期は夏だが、さすがに低地では春に咲く。次は名前の由来になった果実の様子を是非見てみたい。
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シロバナタチツボスミレ・1~貝取山緑地

 地元情報で何とか間に合った「シロバナタチツボスミレ(白花立坪菫)」。スミレ科スミレ属の多年草で、タチツボスミレの白花品種。同じ仲間のオトメスミレは距の部分だけ淡紫色だが、シロバナタチツボスミレは距まで白い。ここは多摩市の住宅地の中に取り残された貝取山緑地で、林内には鬱蒼とした鎌倉古道も通っている。花は残念ながら枯れ落ちる寸前だが、花弁と距の白色が確認でき、またタチツボスミレの特徴のひとつの花茎の基部の櫛の歯状の托葉も見える。来春は咲き始めの綺麗な姿を撮ることにしよう。
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