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アケビ

 ぱっくりと開いた「アケビ(木通)」の果実。白い果肉は甘く食用になる。アケビの味を確かめたのは子供の時以来で、40年以上、忘れていた味。指でつついて果肉を少し舐めてみると、やっぱり甘かった。これは東京薬科大キャンパスに生えているものだが、同じものを首都大学キャンパスの雑木林で見つけていて2ヶ月前から熟すのを楽しみにしていた。しかしそこに行ってみると、あれだけたくさんあった果実がすっかり消えている。野鳥が食べたのなら残骸が残っているはずだが、綺麗に無くなっているので、これは人の仕業に違いない。私の分をひとつ残しておいて欲しかった。
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シュウメイギク・2~赤紫

 先日は白花だったが、これはまさに菊の花のような形の「シュウメイギク(秋明菊)」。元々はこのような花弁状の萼片が多いタイプのものを、菊の花に見立てたのだろう。シュウメイギクは中国原産の帰化植物だが、英名は Japnese Anemone (日本のアネモネ)と呼ばれている。これは江戸末期に来日したスウェーデンの植物学者、カール・ツンベルク(1743-1828)が最初に日本で発見したことによるらしい。
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奮闘記・33~相模川中流

 相模川下りの第3ラウンドは、前回ゴールの昭和橋から始まる中流区域。このあたりはほとんど平坦な土手道で走り易い。8キロ付近で支流の中津川や小鮎川を渡って厚木市街地が近くなる。10キロ付近の小田急をくぐったあたりで雨粒が落ちてきたため、今日は予定を少し縮めて戸沢橋までの14.5キロ。タイムは1時間26分16秒(5分57秒/キロ)とまずまずで、河口まではあと12キロになる。
 川下りランではゴール地点の設定がひとつのポイント。1回の走行距離は15~20キロとするが、ゴールには着替え場所が必須条件となる。鉄道駅の場合はトイレで着替えられるが、前回のゴールは駅から離れたバス停だったため、神社の裏手での “瞬間着替え”。 今日は事前にスーパー銭湯の場所を確認していたため、ゆっくり朝風呂に浸かることができた。
 さて、今日のゴールの少し先に新幹線の橋梁がある。そこは新横浜駅と小田原駅のほぼ中間地点で、県央・湘南地区の11市町が “相模新駅” の設置を求めている。しかしリニア建設との兼ね合いなどもあり、地元の要望通りには進んでいないようだ。
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コウヤボウキ・3~開花

 小山内裏公園で咲き始めた「コウヤボウキ(高野箒)」。キク科コウヤボウキ属の落葉小低木で、高野山でこの茎を束ねて箒として利用したことから名付けられている。コウヤボウキの花は小さな筒状花が12~13個程度集まったもの。筒状花の花冠は5つに裂け、先端がリボンのように丸まって可愛らしい。
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ツリフネソウ・3~蒴果

 キツリフネの記事でも紹介したが、「ツリフネソウ(吊舟草・釣船草)」でも同じような蒴果が見られたので、これも紹介しておこう。写真下方の縞模様が弾ける前の莢で、そのすぐ上で丸まっているのが、弾けて種子を飛ばした後の姿。右手に莢の中で種子の仕切りになっていた薄い皮が残っている。ツリフネソウはツリフネソウ科ツリフネソウ属の一年草で、属名の Impatiens は、“我慢できない” “気短か” の意味。
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