サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチングPart3。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part3
クズ・3~大晦日
眠そうな目をしている「クズ(葛)」の葉痕。私も今年最後のランニングを済ませ、シャワーを浴びてもうすっかりお休みモード。家の大掃除も終わりあとは紅白歌合戦を見て年越し蕎麦を食べるだけ。いやいやまだ残っていたのが、年末恒例の “来年の宿題リスト” 作成。 今年の撮り残し、探し残しを忘れずに整理しておこう。まだまだ多摩ニュータウンで観察できていない植物がたくさんある。リストの中の(再)は既に撮影済のものだが、当地の希少植物など生育状況を確認しておきたいものや、撮り忘れていた果実などを挙げている。
1月:ウスタビガの繭(再)
2月:ラクウショウの雄花序
3月:五色椿、ネコヤナギの雌花、イチョウの雌花、アカナラの花、ツクシとスギナの根の繋がり、イヌノフグリ(在来種)、キジムシロ(再)
4月:ポプラの花、ベニシダの若葉、サルナシの花、オカスミレ、ハルニレの花、スズカケノキの花、ミゾコウジュ(再)、エイザンスミレ(再)、フイリゲンジスミレ(再)
5月:イヌスギナ、カシワの花、ゴマギの花、ゴウソ、アゼナルコ、イボタロウムシ、カスマグサの果実、ヒメウズ(再)、ヒメハギ(再)
6月:ムクロジの花、カニクサ、ヤセウツボの根、ゴシュユの花、ハンゲショウ(再)、カラスビシャク(再)、サイハイラン(再)、イシミカワ(再)、イラクサ(再)
7月:ムクロジの受粉直後の果実、ダンコウバイの果実、カセンソウ、オオダイコンソウ、ミチヤナギ、トモエソウ(再)、スズメノヒエ(再)、トンボソウ(再)、ナツエビネ(再)、キクニガナ(再)、ギンバイカ(再)
8月:ヤブマオの雌雄花、ハリギリの花、マグワの葉形、タカアザミ、オヤマボクチ、アギナシのムカゴ、ヤマジノホトトギス(再)、コナギ(再)、アカバナ(再)
9月:ヤブマメの地中豆、エノキグサ、アキニレの花、ザイフリボクの果実、チチダケ、オトコヨウゾメの果実、ヒデリコ、イヌビユ、コバノカモメヅル(再)、サクラタデ(再)、マルバフジバカマ(再)、ホウキギク(再)
10月:ヤマコウバシの果実、ウマノスズクサの果実、シュウメイギクの綿毛、ガガイモの果実(再)
11月:ヌルデの果実の味、小山内裏公園自生のセンブリ、オモトの花、ツルニンジンの種子、ブラシノキの果実、アキノギンリョウソウの果実(再)
12月:フッキソウの果実、フユイチゴの果実
まだまだ忘れているものもありそうだ。
今年も拙ブログにお越し下さいまして有り難うございました。
来年も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
1月:ウスタビガの繭(再)
2月:ラクウショウの雄花序
3月:五色椿、ネコヤナギの雌花、イチョウの雌花、アカナラの花、ツクシとスギナの根の繋がり、イヌノフグリ(在来種)、キジムシロ(再)
4月:ポプラの花、ベニシダの若葉、サルナシの花、オカスミレ、ハルニレの花、スズカケノキの花、ミゾコウジュ(再)、エイザンスミレ(再)、フイリゲンジスミレ(再)
5月:イヌスギナ、カシワの花、ゴマギの花、ゴウソ、アゼナルコ、イボタロウムシ、カスマグサの果実、ヒメウズ(再)、ヒメハギ(再)
6月:ムクロジの花、カニクサ、ヤセウツボの根、ゴシュユの花、ハンゲショウ(再)、カラスビシャク(再)、サイハイラン(再)、イシミカワ(再)、イラクサ(再)
7月:ムクロジの受粉直後の果実、ダンコウバイの果実、カセンソウ、オオダイコンソウ、ミチヤナギ、トモエソウ(再)、スズメノヒエ(再)、トンボソウ(再)、ナツエビネ(再)、キクニガナ(再)、ギンバイカ(再)
8月:ヤブマオの雌雄花、ハリギリの花、マグワの葉形、タカアザミ、オヤマボクチ、アギナシのムカゴ、ヤマジノホトトギス(再)、コナギ(再)、アカバナ(再)
9月:ヤブマメの地中豆、エノキグサ、アキニレの花、ザイフリボクの果実、チチダケ、オトコヨウゾメの果実、ヒデリコ、イヌビユ、コバノカモメヅル(再)、サクラタデ(再)、マルバフジバカマ(再)、ホウキギク(再)
10月:ヤマコウバシの果実、ウマノスズクサの果実、シュウメイギクの綿毛、ガガイモの果実(再)
11月:ヌルデの果実の味、小山内裏公園自生のセンブリ、オモトの花、ツルニンジンの種子、ブラシノキの果実、アキノギンリョウソウの果実(再)
12月:フッキソウの果実、フユイチゴの果実
まだまだ忘れているものもありそうだ。
今年も拙ブログにお越し下さいまして有り難うございました。
来年も引き続きどうぞ宜しくお願い致します。
皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さい。
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ヤマコウバシ・1~葉
夏の間は見分けるのが非常に難しいが、この季節になると見つけ易くなる「ヤマコウバシ(山香ばし)」。冬の雑木林では落葉樹はすっかり葉を落としているが、散策していると 『おや、こんなところにもヤマコウバシがあったんだなぁ。』 と気付くことが多い。ヤマコウバシは葉が茶色く変色したあとも、落葉せずに枝にほとんど残っているが、この状態はブナ科のクヌギやカシワなどでも見られる。
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マルバアオダモ・1~樹皮
ゴジラ松井秀樹選手が引退を表明した。本人はまだ草野球の予定もあるので “引退” とは言いたくないと、記者会見に駆けつけた報道陣の笑いを誘ったようだが、周りの人達を何とか楽しませようとする彼のサービス精神に敬服する。彼がプロに進んでから私はずっと応援しているが、長島さんが彼のことを “現代で最高のホームランバッター” と表現されたことに、大いに賛同している。私の少年時代のホームランバッターは間違いなく王貞治選手だったが、二人を比べることなどできず、二人ともその時代のスーパースターだったと思う。
写真は「マルバアオダモ(丸葉青だも)」。アオダモと良く似ているが、アオダモの葉には明確な鋸歯が見られるのに対して、マルバアオダモの葉にははっきりとした鋸歯が見られない。アオダモの材質は堅く粘りがあるため野球のバットに利用されている。松井選手も1993年に巨人に入団してから10年間ずっとアオダモのバットを使用していたが、ヤンキースに移ってからは、大リーグのボールに対応し易いメイプル(楓の仲間)のバットに変えたと聞く。マルバアオダモはモクセイ科トネリコ属の落葉高木。
写真は「マルバアオダモ(丸葉青だも)」。アオダモと良く似ているが、アオダモの葉には明確な鋸歯が見られるのに対して、マルバアオダモの葉にははっきりとした鋸歯が見られない。アオダモの材質は堅く粘りがあるため野球のバットに利用されている。松井選手も1993年に巨人に入団してから10年間ずっとアオダモのバットを使用していたが、ヤンキースに移ってからは、大リーグのボールに対応し易いメイプル(楓の仲間)のバットに変えたと聞く。マルバアオダモはモクセイ科トネリコ属の落葉高木。
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トチノキ・1~冬芽
年初に目標に掲げていた “年間1,000キロ走破” は、先週末のランニングでクリア。これで4年連続で1,000キロ超えになった。5年前にジョギングを始めた時から通算すると4,349キロになり、順調にいけば、来年秋頃には5,000キロに到達する。できれば歳を重ねても長く続けていきたいと思っているが、これは気力、体力と相談しながらやっていくしかない。そのためにランニングと合わせてジムでの筋トレも続けていて、筋力の低下に何とか抵抗している。ところが面白いもので、筋トレを始めるまでは、通勤時の駅などではエスカレーターを避け、階段を元気よく登って鍛えていたのに、最近は階段を避けてエスカレーターに頼ることが多い。これは 『いつもあれだけ筋肉をいじめているのだから、少しは楽をさせてよ。』 という両脚からの “切望” に素直に従っている。
写真は首都大学キャンパスの「トチノキ(栃の木)」の冬芽。花や果実が少なくなってくると、このような冬芽や葉痕の観察が楽しみになる。この冬芽は “バンザイ” で、ランニングをする私を応援してくれているようだ。トチノキはトチノキ科トチノキ属の落葉高木。
写真は首都大学キャンパスの「トチノキ(栃の木)」の冬芽。花や果実が少なくなってくると、このような冬芽や葉痕の観察が楽しみになる。この冬芽は “バンザイ” で、ランニングをする私を応援してくれているようだ。トチノキはトチノキ科トチノキ属の落葉高木。
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オニドコロ
ヤマノイモの蒴果に比べると、翼が少し長めの楕円形になる「オニドコロ(鬼野老)」。ヤマノイモ科ヤマノイモ属のつる性多年草で、根茎はヒゲ根が多く横に伸び、ヤマノイモと異なり食用には向かない。 “野老” は、曲がった根茎を老人に喩えて、橙(だいだい)、昆布などとともに “長寿” の意味で正月の飾り物にする地方もあるようだ。
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