ヒゴロモソウ・１～名前

　「ヒゴロモソウ（緋衣草）」という和名があるが、今まで聞いたことがない。一般的には「サルビア」で、夏から秋にかけて真っ赤な花を長く咲かせている。サルビアはシソ科アキギリ属でブラジル原産の多年草。　“サルビア”　の名前は、属の総称としても使われるが、特にこの赤い品種を指すことが多いだろう。属名の　salvare　は、ラテン語で　“治癒する”　という意味で、薬用に利用されるものが多いという。画像を拡大するまで気付かなかったが、花弁には細かい毛がある。

『サルビアの花』
（JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略）

モモ

　上柚木小学校校門前に植えられている「モモ（桃）」。バラ科モモ属の落葉高木で、これはおそらく「ハナモモ（花桃）」だろう。日曜日の校庭ではサッカーチームと野球チームが、大きな声を出して走りまわっている。郊外の小学校だけあって校庭は広く、都心の小学校のように高層ビルの影も無い。周りは緑で囲まれ遠くには富士山も望める。私が通っていたふるさと横浜の小学校も、富士山は見えたし広さも十分だった。高木のかわりに遠くに見えたのは工場と銭湯の煙突。残念ながらニュータウンには銭湯が無い。

『ふるさとのはなしをしよう』
（JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略）