サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチングPart3。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part3
ミズタマソウ・2~花
花よりも果実のほうに注目してしまうが、やはりきちんと花も撮ってあげよう。「ミズタマソウ(水玉草)」の花は、萼片、花弁は2枚ずつで雄蕊も2本。花径はわずか3~4ミリで、子房にはカギ状の毛が密生している。同じ仲間にウシタキソウ(牛滝草)があるが、残念ながらこの界隈では見られない。ウシタキソウに比べると、ミズタマソウの花柄の節部などは赤褐色を帯びている。ミズタマソウはアカバナ科ミズタマソウ属の多年草。
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ニガクサ
鑓水小山緑地の道端で見つけた「ニガクサ(苦草)」。シソ科ニガクサ属の多年草で、背丈は50センチほど。ニガキ(苦木)やニガナ(苦菜)の葉は苦いが、ニガクサの葉はそれほど苦くは無い。とは言ってもシソやワサビの葉のように食用にできるわけではなく、噛んでみると普通の葉っぱの味で、噛み続けていると少しえぐみが出てきた。
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ヤマユリ・1~17年物
故地井武男さんの人気番組だった “ちい散歩” が、今は、加山雄三さんの “ゆうゆう散歩” に衣替えしている。カミサンが日中の放映を録画しているので、夜、時々観ることができる。若大将では、オーラがありすぎて都会の散歩道で浮いてしまうのではないかと初めの頃は心配したが、なかなかどうして、楽しい散歩を続けている。若大将は私の憧れのスターで、小学4年の時に “海の若大将” を見てからの大ファン。LPレコードはずいぶん集めたし、今でもウォークマンで聴きながら湘南サウンドを口ずさんでいる。ゆうゆう散歩のテーマは “関心” “感動” “感謝” で、 “人生の3かん王” としているが、私も、南大沢界隈を歩いたり走ったりしながら、この “3かん王” を心掛けていこう。
写真は、南大沢東緑地の遊歩道に咲く「ヤマユリ(山百合)」。5年前に、ここの近所に住む方が、このヤマユリを “12年物” と教えてくれたので、今年で “17年物” ということになる。まるでスコッチウイスキーのバランタイン。ヤマユリはユリ科ユリ属の多年草。この緑地の風景は “南大沢77景” に選んでいる。
写真は、南大沢東緑地の遊歩道に咲く「ヤマユリ(山百合)」。5年前に、ここの近所に住む方が、このヤマユリを “12年物” と教えてくれたので、今年で “17年物” ということになる。まるでスコッチウイスキーのバランタイン。ヤマユリはユリ科ユリ属の多年草。この緑地の風景は “南大沢77景” に選んでいる。
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ヒルガオ
尾根幹線の歩道脇に咲いている「ヒルガオ(昼顔)」。ヒルガオ科ヒルガオ属のつる性多年草で、アサガオと同じように早朝に開花するが昼になっても萎まないのでこの名がある。花はコヒルガオによく似るが、コヒルガオよりはやや大きい。花柄の基部に翼は無く、指先で触ってみるとツルンとしている。葉の基部はコヒルガオが横に張り出すのに対して、ヒルガオは後方に張り出す。
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アカネ
ちょっと変わった写真になってしまったが、これは「アカネ(茜)」の根。以前から気になっていたことは、アカネの根が “赤根” なのかどうなのかということ。そこで根を掘り出して確認してみたが確かに赤い。これを乾燥させるとさらに赤紫色になるようだ。 “茜染め” はこの根を煮出した汁を利用するもので、それがいわゆる “茜色”。 万葉集の 『あかねさす 紫野行き 標野(しめの)行き 野守は見ずや 君が袖振る』(紫草の生える野を、狩場の縄を張った野を行きながら、私に袖を振って見せるなんて、狩場の番人が見るではありませんか。)これは、額田王が大海人皇子に贈ったとされる歌だそうだ。ちなみに “あかねさす” は、紫、日、月、照る、昼などに掛かる枕詞。アカネはアカネ科アカネ属のつる性多年草。
『夕陽の歌』
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
『夕陽の歌』
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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