サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチングPart3。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part3
ヤマブキソウ
ケシ科ヤマブキソウ属の「ヤマブキソウ(山吹草)」。花の様子がヤマブキ(山吹)に似ていて草本のために名付けられているが、ヤマブキはバラ科で科が違う。花径は3~4センチで背丈は30センチほど。花弁もヤマブキは5枚だがヤマブキソウは4枚で異なる。
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ヤセウツボ・2~根
ナンバンギセルの根、スギナの根、カラスノエンドウの根に続いて “根っこシリーズ最終弾” は「ヤセウツボ(痩靫)」の根。ハマウツボ科ハマウツボ属の一年草で、自分自身では葉緑素を待たず、マメ科、セリ科、キク科などの植物に寄生して養分を吸収している。写真はその寄生の様子を確認してみたものだが、中央やや左に見えるヤセウツボのすぐ右に、コブのような根があるが、これもヤセウツボ。一方、中央から右側に見える赤紫色の根はシロツメグサのもの。注目は、コブから右に向かって伸びている一本の白い根。コブから出ている他の細い根と違ってしっかりしている。掘っている時に切れてしまったが、この先端がシロツメグサの根にしっかり付着していた。
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ハタザオ
4月29日は、子供の頃から “天皇誕生日” としてなじみ深かったが、昭和天皇崩御後は、“みどりの日” と改められ祝日として存続した。その後、平成17年(2005年)の祝日法改正により、平成19年以降 “みどりの日” は、5月4日になり、4月29日は “昭和の日” に改められた。みどりの日も転勤で忙しい。
ちなみに明治天皇の誕生日は11月3日で、戦前は “明治節”。 戦後は昭和21年に日本国憲法が公布されたことで今は “文化の日” になっている。大正天皇の誕生日は8月31日で、大正2年(1913年)から天長節として祝日になったが、真夏の暑い時期で、祝賀行事などの開催が難しいために、天長節は翌年からは10月31日に移されたという。8月はお盆休みもあるし子供達は夏休みなので、祝日があっても影が薄くなる。
祝日には国旗を立てて祝いたいが、新居を構えてから我が家には国旗が無い。祝日のたびに買わなければならないと思うのだが、すぐに忘れてしまう。今度こそ忘れないようにしよう。国旗はデパートの風呂敷売り場にあるらしいが、国旗は風呂敷ではない。
写真はアブラナ科ハタザオ属の「ハタザオ(旗竿)」。根からまっすぐに伸びた茎はほとんど分枝しないために、その姿を “旗竿” に見立てている。草丈は50センチ以上になるが、花弁の長さは5ミリ程度。
ちなみに明治天皇の誕生日は11月3日で、戦前は “明治節”。 戦後は昭和21年に日本国憲法が公布されたことで今は “文化の日” になっている。大正天皇の誕生日は8月31日で、大正2年(1913年)から天長節として祝日になったが、真夏の暑い時期で、祝賀行事などの開催が難しいために、天長節は翌年からは10月31日に移されたという。8月はお盆休みもあるし子供達は夏休みなので、祝日があっても影が薄くなる。
祝日には国旗を立てて祝いたいが、新居を構えてから我が家には国旗が無い。祝日のたびに買わなければならないと思うのだが、すぐに忘れてしまう。今度こそ忘れないようにしよう。国旗はデパートの風呂敷売り場にあるらしいが、国旗は風呂敷ではない。
写真はアブラナ科ハタザオ属の「ハタザオ(旗竿)」。根からまっすぐに伸びた茎はほとんど分枝しないために、その姿を “旗竿” に見立てている。草丈は50センチ以上になるが、花弁の長さは5ミリ程度。
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マグワ
多摩ニュータウンのある八王子市は、戦国時代は城下町、江戸時代には宿場町として栄えたが、関東山地と武蔵野台地の境に位置し、山がちで耕作地が少なかったため、機織(はたおり)や養蚕が、古くから農家の大切な仕事だった。周辺の村々で作られた絹織物が、八王子の “市” に集められ、次第に “八王子織物” と呼ばれるようになり、絹織物産業や養蚕業が更に発展していった。そのため八王子には “桑の都” や “桑都(そうと)” という美称がある。
西行の歌と伝えられている 『浅川を渡れば富士の影清く桑の都に青嵐(あおあらし)吹く』 という歌はこの八王子を詠んでいるらしい。
写真はクワ科クワ属の「マグワ(真桑)」。ここは幹線道路に面した住宅地にある桑畑だが、まだこのような風景が残っている。
西行の歌と伝えられている 『浅川を渡れば富士の影清く桑の都に青嵐(あおあらし)吹く』 という歌はこの八王子を詠んでいるらしい。
写真はクワ科クワ属の「マグワ(真桑)」。ここは幹線道路に面した住宅地にある桑畑だが、まだこのような風景が残っている。
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