サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチングPart3。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part3
ユズ

冬至にはやはりカボチャと「ユズ(柚子)」だろう。カボチャはカロチンやビタミンが豊富で、野菜が少ない時期の栄養補給には効果的。今夜は我が家ではスープカレーに入るようだ。そして風呂好きにはたまらない “ゆず湯”。 その香りが邪気を祓うというが、ゆっくり浸かって身体を労わろう。ユズはミカン科ミカン属の常緑小高木。
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イスノキ

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ハナゾノツクバネウツギ

このマンダレーとは、主人公が住むことになったイングランド南西部にあるお屋敷だが、屋敷に向かう長い私道にある多くの樹々の表現がすごい。
手入れをしなくなったお屋敷というシチュエーションでは、 『再び大自然が天下を取ったのだ。密やかに少しずつ何気ないようでいて執拗な指先を、私道にも伸ばしてきたのだ。以前からのしかかるような圧迫感を与えていた林が、ついに凱歌をあげたのだ。』 『丸裸のブナの色褪せた枝は互いに絡みついて怪しげに抱きあい、頭上に教会のアーチのような丸天井を形作っている。』 『あのころ、青く丸い玉のような花で評判だった紫陽花は、人の手が入らないまま野放図に大きくなり、すっかり野生化して、脇に生えている名も無い寄生植物と同じように、花ひとつない、どす黒い醜い巨木となっていた。』 『シダが絡みついたツツジは15メートルはあろうかという高さまで聳え~』 などなど。
また、お屋敷が華やかだった頃の表現では、ライラック、ツタ、ラッパズイセン、ハーブ、バラ、ブドウ、ジキタリス、マンテマ、ブーゲンビリア、クロッカス、プリムラ、バイカウツギなど、植物名が次から次へと登場する。
「ハナゾノツクバネウツギ(花園衝羽根空木)」も「アベリア(Abelia)」として出てくるが、そのくだりは次のような表現になっている。
『入り江にくだる小さな谷の小径の左側にはツツジやアベリアがぎっしり植わっていて、とある5月の晩、夕食後に散策してみれば、辺りは花々の香りでむせかえるようである。落ちている花びらを拾って指でつぶそうものなら、掌の上に堪えがたいほど甘くかぐわしい何千という芳香のエッセンスがたちのぼる。』
これは文庫本上下2巻の長い小説だったが、2週間近くもベッドに寝ていると、このほかの文庫本もずいぶん積み上がった。ハナゾノツクバネウツギはスイカズラ科ツクバネウツギ属の常緑低木。
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ハマヒサカキ

ハマヒサカキやヒサカキの花には独特の臭気があり、樹の近くを通った時にその香りで開花を知ることができる。植物観察を始めた頃はこのガス臭に驚いたが、慣れてくるとこれがなかなか良い香りに思えてくる。
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