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イヌシデ・5~晩秋

カバノキ科クマシデ属の「イヌシデ(犬四手)」。この界隈に多く見られる雑木で、秋に美しく紅葉する。

さて突然のめまいで22日金曜日に緊急入院となって一週間が過ぎた。激しい回転性のめまいはあの日だけで、それ以降は食欲も戻っている。しかし歩く際のフラツキ感がまだわずかに残っていて、今は頭をあまり動かさず安静にする時期とのこと。三半規管などの回復日数は個人差があるようで、安静時期が過ぎると今度は運動が必要な時期になる。もう数日入院が必要だが、今は運動再開が楽しみ。ベッドの上での腹筋運動は我慢している。
皆様にはご心配をお掛けしておりますが、完全復帰にはもう少し時間が掛かるようです。たくさんお見舞いのお言葉を頂戴して心より感謝しております。
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ナンキンハゼ・6~晩秋

 真っ赤に色づいた「ナンキンハゼ(南京櫨)」。ここは南大沢駅前から首都大学に向かう遊歩道で、ナンキンハゼが10数本植えてある。ナンキンハゼはハート形の葉が可愛らしく白い実や紅葉が綺麗で、また樹形が整うので、街路樹や庭木に人気がある。

さて昨日勤務中に、突然、ひどいめまいと大量の発汗が起こりさらに吐き気ももよおしてきた。ガリレオの地球は一日に一回転だが、私の地球は一秒に一回転という大変な早さ。結局、人生初の救急車、人生初の入院、人生初の車椅子、人生初の点滴を経験し、今、北里研究所病院のベッドの上。手足の運動機能には異常が無いので、脳梗塞のような重篤な状況では無いとのことだが、一週間程度は安静にしなければならない。
今日は天気も良く、絶好の植物観察日和であり、運動日和でもある。また明日は楽しみにしていた国立競技場と神宮外苑を回る10キロレース。競技場は来年の取り壊しが決まっているので、しっかりトラックを踏みしめてこようと思っていたが、これも泣く泣く欠場。早く退院してジョグと筋トレをやりたい。
そういうことで一週間ほど病院に ″軟禁″ 状態のためブログをお休みします。食欲も出てきましたのでご心配なく。
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クヌギ・3~黄葉

 秋の日差しに輝いている「クヌギ(櫟・椚・橡・櫪)」の黄葉。コナラと共に武蔵野の雑木林を代表する樹で、この界隈ではあちらこちらで見られる。ブナ科コナラ属の落葉高木で樹高は20メートルになるものもあるようだ。クヌギの葉は黄葉したあと次第に褐色に変化し、真冬でも枝に付いたままになっていることが多い。
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イチョウ・5~並木道

 各地から「イチョウ(銀杏・公孫樹)」の黄葉便りが伝えられてくる。イチョウは “都の木” でもあるので、都内にもイチョウ並木の名所が多い。写真は立川市・昭島市に広がる昭和記念公園の並木道で、今がちょうど見頃を迎えている。昭和記念公園は多摩ニュータウンではないが、頑張れば我が家から走って行ける距離でもあり、去年ハーフマラソンでも走った場所なので、私の感覚では隣町。
 さてイチョウの語源は諸説あり、まず第一は、中国名の一つ “鴨脚樹” の “鴨脚(ヤーチャオ)” がイチョウに変化した説。第二は、 “銀杏” の唐音の “インキョウ” がイチョウに変化した説。第三は、葉の形から “イ(寝)ねたる蝶” の “イテフ”。 そして第四は、葉が一枚なので “イチヨウ(一葉)”。 どの説もそれらしくもあり、それらしくもない。
 さらに、そんなことがあるのかと思ってしまうのが英語の “ginkgo”。 これは “銀杏(ginkyo)” から来ているが、江戸時代にイチョウがヨーロッパに紹介された時に、 『g』 と 『y』 を取り違えたらしい。

『大きな片想い』
(JASRAC許諾期間終了のため歌詞省略)
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ムクノキ・4~秋

 アサ科(←ニレ科)ムクノキ属の「ムクノキ(椋の木)」。大きく広げた枝のあちこちに黒紫色の実が付いている。こうなるとお約束で、ひとつ取って口に入れる。ザラっとした舌触りで和菓子のような甘さ。野鳥に人気があるのもよくわかる。
 ムクノキは従来はニレ科に分類されていたが、APG体系ではアサ科に変更されている。アサはいわゆる “大麻” だが、これはクワ科からの移籍で、 “ホップ” の属するカラハナソウ属もクワ科から移ってきている。DNA解析による分類なので疑う余地は無いが、感覚的に首を傾げたくなるものも多い。
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