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シュウメイギク・1~白花

 “菊” の名前を持つがキク科ではなく、キンポウゲ科イチリンソウ属の「シュウメイギク(秋明菊)」。古くに中国から入ってきた帰化植物で、各地で野生化しているようだ。元々は紫色掛かった花だったのだろうが、写真の白花など多くの園芸品種がある。花弁のように見えるのは萼片で、花弁は無い。京都の貴船山や鞍馬山などの山中で多くあったためか、「キブネギク(貴船菊)」とも呼ばれている。他にも「アキボタン(秋牡丹)」、「アキシャクヤク(秋芍薬)」など別名が多い。
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オオニガナ

 長池公園の湿地に咲いている「オオニガナ(大苦菜)」。ニガナの名前が付いているが、ニガナの仲間ではなく、キク科フクオウソウ属の多年草で、背丈が1メートル以上にもなる水生植物。属名のフクオウソウ(福王草)は、三重県福王山で最初に発見された白色の花だが、私はまだ見たことが無い。
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