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ナギナタコウジュ・2~生薬

 『薙刀で背中をバッサリ袈裟懸けに切られ、刀傷は長さ2センチの重傷で・・・。』 というのは冗談だが、手術から1週間経ち、今日、抜糸してようやくスッキリした。メスで切られたその日から全く痛みが無く、貰った鎮痛剤は用無し。メスの切れ味が良すぎるのか、執刀医の技術かはわからないが、多少の痛みは覚悟していたのにまるで拍子抜け。カッターナイフなどで誤って指先などを数ミリ切っただけでも、傷が消えるまでの1週間くらいはズキズキと鈍痛があるのに、やはり流石だ。保険を調べてみると手術特約の見舞金が貰えるようで、背中の粉瘤腫のお陰で懐が暖かい。
 写真は長池公園で咲き始めた「ナギナタコウジュ(薙刀香薷)」。シソ科ナギナタコウジュ属の一年草で、茎や葉を乾燥させたものが、生薬の “香薷”。 解熱や利尿剤として古くから利用されている。全草に芳香があり、花の姿を薙刀に見立ててその名前を付けられている。今回のような傷への薬効があるとは聞かない。
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ヌカキビ

 カゼクサとはまた違った感じの「ヌカキビ(糠黍)」。イネ科キビ属の一年草で林の道端に普通に生えている。高さは30~40センチで全体に弱々しく小穂が付く茎の下方に線形のひとつ葉がある。
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