サラリーマンの面白真面目な週末植物ウォッチング。楽しく名前を覚えましょう。写真はクリックで大きくなります。
多摩ニュータウン植物記Part1
ミズヒキ・1~蕾
この花は図鑑を見て知っていたので、首都大学で実物を見つけたときは、すぐに「ミズヒキ(水引)」という名前が出てきた。ご祝儀の紅白の水引きに花穂をなぞらえたもの。早速ファインダーを覗くが、ここで大問題発生。そう。茎があまりに細すぎてピントが合わない。高級機種ならば、この場合の対応措置があるのだろうが、このデジカメの自動焦点機能ではどうしようもない。結局アングルを変え変え20回ほどシャッターを切ったが、パソコンで拡大したらピントが合っていたのはわずか数枚。そればかりか長いこと半ズボンで藪にいたものだから、やぶ蚊の被害が5ケ所。ここで幕引き。
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クマシデ・2~秋
「クマシデ(熊幣・熊四手)」はその果穂がとても特徴的で遠くからでもすぐ分かる。最近まで太い果穂は緑色をしていたが、今日首都大学で見つけたクマシデは、すっかり茶色に変色していた。松ぼっくりのようにもミノムシのようにも見える。樹の根元のプレートの説明には、 “クマシデ : 宮城県以西の本州と四国、九州の山林に自生。赤褐色の若葉と秋になると長さ8センチくらいの果穂が美しいので、1889年に欧州へも紹介されました。(カバノキ科)” とある。
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イロハカエデ・1~種子
「イロハカエデ(以呂波楓)」、別名「イロハモミジ(以呂波紅葉)」の樹はあちこちで見かけられるが、紅葉にはまだ早いので写真を撮るのが後回しになっていた。ところが、今日何気なく濃い緑の葉のイロハカエデを見ると、何とヘリコプターのような羽を付けた種子を発見。この羽でクルクル回りながら飛んでいくということは本で読んだことがあったが、実物はこの歳にして初めて見た。『うーん感激。』 何とか飛ぶ様子を見たいと思ってしばらく立ち止まっていたが、まだ飛びそうにない。今にも飛びだしそうな雰囲気ではあるのだが、今日はダメか。
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イタドリ・1~花
遠くからはリョウブの花のように見えたが、近づいてみると「イタドリ(虎杖)」。食べると酸っぱいので「スカンポ」とも呼ばれているが、さすがにチャレンジする気にはなれない。『植物記などと言うのであれば、ちゃんと食べてその味を100字以内でレポートしなさい。』 と、お叱りを受けそう。イヌタデと同じタデ科でもあるし、“蓼食う虫” の気分になってやはり食べてみなければいけないか。
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散歩道の昆虫~ゴマダラカミキリ
首都大学のうっそうとした石畳の道を、蜘蛛の巣ややぶ蚊と悪戦苦闘しながら進んでいくとようやく明るい道に出た。足元でモソモソ動いていたのが、ゴマダラカミキリ。そういえば先週カブトムシを探していたことをすっかり忘れていた。引き返して薄暗い道に戻れば、カブトムシが潜んでいそうな樹はいくらでもある。しかし山道の入口に立っていた “マムシ注意” の看板が頭をよぎり、カブトムシ捕りはあえなく却下。
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散歩道~首都大学の竹林
春には、“たけのこ泥棒” が出没するが、最近は静かな首都大学の竹林。いつも歩いているコースを外れて、石畳の道に足を踏み入れた。初めのうちは道幅も広かったが、すぐに藪が覆いかぶさってきて人一人がやっと通れるくらいになってしまった。 “マムシ注意” の看板が思い出され、下ばかり見ていたら顔面を蜘蛛の巣に激突させた。やはりこの道は晩秋から早春までが良さそうだ。
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