シジミチョウ科 ムラサキシジミ属 ムラサキツバメ
近畿地方以西の本州から四国、九州に分布するチョウとされていましたが、関東地方でも見られるチョウになってきました。地球温暖化の影響でしょうか。
幼虫の食草がマテバシイの若芽なのです、房総にはマテバシイが山ほど山にあるのでこれも影響しているようです。
暖かい地域の日の差す山林や林の縁で見られます。
羽根の上面は黒褐色ですが、前羽根の中央が紫色です、これが名前の由来だそうです。
裏面はうすい褐色で、少し濃い褐色の斑点が並びます。
かなりの時間待っていましたが、羽根を広げてくれませんでした。
よくにた「ムラサキシジミ」とのちがいは、後ろ羽根の左右にある尾状突起で、この「ムラサキツバメ」の方が少し大きいそうです。