タテハチョウ科 ウラナミジャノメ属 ヒメウラナミジャノメ
北海道から本州、四国、九州に分布する小型のチョウです。
幼虫で越冬し、春から秋まで、明るい林や草地で見られます。
黄色の輪の中に黒い蛇の目紋が特徴です。
後ろ羽根の裏側に5個の蛇の目紋がありますが、「ウラナミジャノメ」は3個です。
後ろ羽の表側には2個の紋がありますが、「ウラナミジャノメ」は1個です。
イネ科のススキやチジミザサが食草です。
名前は羽根の裏側全体にさざ波模様があり、蛇の目模様があることと、一般的な「モンシロチョウ」より小型なので「ヒメ・・」と名前がついたようです。