タテハチョウ科 アカタテハ属 ヒメアカタテハ
北海道から本州、四国、九州に分布するチョウです。
日当たりの良い草地で見られ、花の蜜を吸います。
オスは縄張りをつくるので、侵入したオスに対してからまって飛ぶことが有ります。
「ヒメ」とつく動物なので少し小さいです。
全体に橙色で、前羽根の先端が黒く白い紋が入ります。
「アカタテハ」の羽根の付け根や後ろ羽根が褐色が多いのに比べて、「ヒメアカタテハ」の後ろの羽根全体が橙色になります。
羽根の裏側は少しうすい白色、黒色、橙色のきれいなモザイク模様です。
幼虫の食草はキク科のハハコグサやヨモギ、イラクサ科のカラムシです。