犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

ステイホーム週間

2020-04-28 23:50:43 | 大阪暮らし
 大型連休が始まりますね。

 でも、ことしは黄金週間(ゴールデンウィーク)ではなく、小池都知事によれば、ステイホーム週間にしてくださいとのことです。

 私は、業務が完全リモートワークとなり、「不要不急の外出の自粛」のお達しが出て以降、自宅のある埼玉県には帰らず、単身赴任先の大阪にとどまっています。

 ゴールデンウィークぐらいは帰りたいと思っていたのですが、同じ時期に孫を連れて来る予定だった長女が帰郷を取りやめたり、次女夫婦が居候していて、実家が密集状態になったりで、連休期間中も大阪に留まることを決めました。

 昨年2月に出産し、約1年間、産休・育休をとっていた長女は、4月から保育園が決まり、復職しました。復職と言っても、ふだんは岩手県でリモートワーク、1か月に1週間だけ、東京のオフィスに通うという働き方。でも、東京に緊急事態宣言が出て、完全リモートワークとなり、東京に来る必要がなくなったのです。

 そうでなくても、4月28日現在、依然として感染者数ゼロの岩手県から、ウィルスが蔓延している東京に来たくはないですよね。

 ところで、長女の夫は医療技師、そのお姉さんは看護師です。

「二人とも医療従事者だけど、岩手は感染者ゼロだから、影響ないの?」

「今のところ、影響はまったくないし、岩手で感染者が出ても、指定病院じゃないからコロナ患者は受け入れない。お義姉ちゃんは、育休中」


 娘の夫は岩手の大学病院で、心臓などの循環器の外科手術を補助する仕事をしていて、たぶんエクモ(人工心肺装置)なども扱えるはずですが、岩手県で新型コロナ患者を受け入れる病院は別に指定されているとのことです。お姉さんも同じ病院の看護師。ただ、長女の半年後に出産し、現在育児休暇をとっています。

 家族の立場から言えば安心ですが、連日、医療従事者の苦労と疲弊を伝えるニュースを見ていると、心が痛みます。

 この連休中は、読書と散歩の日々を過ごすこととし、早く実家に帰って、ZOOM越しではなく、家族や孫の顔を見たいものです。
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