韓国で人気のあるスナック菓子、「セウカン」が、今年発売50周年を迎えたそうです。スポーツソウルに、こんな記事が出ました。日本語版もありますが、拙訳でご紹介します。
5月16日付「スポーツソウル」(リンク)
韓国のスナックの歴史を綴ってきた「セウカン」、発売50周年
【スポーツソウル パク・ヒョンジン記者】
「カン」ブームの元祖は「セウカン」だ。エビ風味のスナックの代名詞となった農心(ノンシム)のセウカンは、国内初のスナックとして、今年、発売50周年を迎えた。「ソニガヨ、ソニガ(手が出る、手が出る)」というコマーシャルソングの歌詞のように、いちど手を出すと止まらない、香ばしくてほどよい塩加減の味で、発売から半世紀の間に82億袋以上を売り上げた。
農心が国内初のスナックを開発に乗り出したのは、1971年のことだ。試作の過程で、揚げる温度が適切ではなく、数えきれないほど焦がしたそうだ。食べるのに最適の硬さを求めた実験も続けられた。その結果、思っていたよりずっ多くの小麦粉が必要になった。農心スナック・マーケティングチームのキム・キボク課長は、「白紙状態から開発を始めたため、研究員は多くの試行錯誤を繰り返した。開発のために、4.5トントラック80台分におよぶ、当時としてはとんでもない量の小麦粉を投入した」と語る。
「セウカン」という商品名は、今年3月に亡くなったシン・チュンホ農心会長がつけた。当時、幼い娘がアリランという民謡を「アリカン アリカン アラリヨ」と歌い間違えたことから思いつき、ユニークな商品名を提案した。
同年12月に誕生したセウカンは、発売と同時に爆発的な人気を博した。当時、ソウルの大方(テバン)洞にあった工場の前には、商品を積み込もうと、地方から来たトラックが長蛇の列をなし、地方の営業所には、先払い金を手に卸売り業者が押し寄せた。
キム課長は「セウカンの人気の秘訣は、老若男女の万人向けで、流行を超越した、香ばしくてほどよい塩加減の味だ。セウカンの一袋には、実際、5~7センチほどのエビが4~5尾入っている」と語る。
セウカン人気には、マーケティングの成功も一役買った。特に1991年にお目見えした「ソニガヨ、ソニガ(手が出る、手が出る)」で始まるコマーシャルソングは、消費者に強く印象づけられ、30年以上、口ずさまれている。この歌を作った歌手のユン・ヒョンジュは、「セウカンの材料や味を細かく説明するより、食べ始めると止まらない、という商品の特徴を、軽快なメロディーとシンプルな歌詞で消費者にアピールし、親しみを強調したことが功を奏した」と語る。
昨年は、全国で強力な「セウカン」マーケティングが展開され、売り上げを大いに伸ばした。少し遅れて、歌手のピの「カン」という歌がネット上で大ヒットしたとき、農心は彼を宣伝に起用し、その宣伝ビデオは、40日ほどでYouTube再生回数270万回を記録した。
実は、これとほぼ同じ内容の記事が、2019年の中央日報にも出たことがあり、当ブログで紹介しました。
セウカン誕生秘話(リンク)
セウカンが「かっぱえびせん」を剽窃した商品であることは、周知の事実です。
「白紙状態から開発を始めたため、研究員は多くの試行錯誤を繰り返した」(農心スナック・マーケティングチーム、キム・キボク課長)
日本に来る韓国人も増え、その事実を知る韓国人も多いのに、繰り返しこのような記事が出るんですね。キム課長が若い世代で、そうした事実を知らず、「社史」に綴られた虚偽をそのままマスコミに語っているのかもしれません。
事実を知っている韓国人は、こういう記事を、苦笑いしながらやり過ごすのでしょう。日本相手の嘘は許容されるという不文律があるからです。
これからも節目節目にこのような嘘が繰り返され、やがて「事実」として認定されるのでしょう。
慰安婦問題や徴用工問題(強制連行された、お金はもらっていない)、竹島問題(昔から韓国の領土だ)などにまつわる韓国の主張も嘘が多いですが、マスコミが無反省に嘘の情報を繰り返すせいで、韓国内では「事実認定」されてしまっています。
嘆かわしいことです。
5月16日付「スポーツソウル」(リンク)
韓国のスナックの歴史を綴ってきた「セウカン」、発売50周年
【スポーツソウル パク・ヒョンジン記者】
「カン」ブームの元祖は「セウカン」だ。エビ風味のスナックの代名詞となった農心(ノンシム)のセウカンは、国内初のスナックとして、今年、発売50周年を迎えた。「ソニガヨ、ソニガ(手が出る、手が出る)」というコマーシャルソングの歌詞のように、いちど手を出すと止まらない、香ばしくてほどよい塩加減の味で、発売から半世紀の間に82億袋以上を売り上げた。
農心が国内初のスナックを開発に乗り出したのは、1971年のことだ。試作の過程で、揚げる温度が適切ではなく、数えきれないほど焦がしたそうだ。食べるのに最適の硬さを求めた実験も続けられた。その結果、思っていたよりずっ多くの小麦粉が必要になった。農心スナック・マーケティングチームのキム・キボク課長は、「白紙状態から開発を始めたため、研究員は多くの試行錯誤を繰り返した。開発のために、4.5トントラック80台分におよぶ、当時としてはとんでもない量の小麦粉を投入した」と語る。
「セウカン」という商品名は、今年3月に亡くなったシン・チュンホ農心会長がつけた。当時、幼い娘がアリランという民謡を「アリカン アリカン アラリヨ」と歌い間違えたことから思いつき、ユニークな商品名を提案した。
同年12月に誕生したセウカンは、発売と同時に爆発的な人気を博した。当時、ソウルの大方(テバン)洞にあった工場の前には、商品を積み込もうと、地方から来たトラックが長蛇の列をなし、地方の営業所には、先払い金を手に卸売り業者が押し寄せた。
キム課長は「セウカンの人気の秘訣は、老若男女の万人向けで、流行を超越した、香ばしくてほどよい塩加減の味だ。セウカンの一袋には、実際、5~7センチほどのエビが4~5尾入っている」と語る。
セウカン人気には、マーケティングの成功も一役買った。特に1991年にお目見えした「ソニガヨ、ソニガ(手が出る、手が出る)」で始まるコマーシャルソングは、消費者に強く印象づけられ、30年以上、口ずさまれている。この歌を作った歌手のユン・ヒョンジュは、「セウカンの材料や味を細かく説明するより、食べ始めると止まらない、という商品の特徴を、軽快なメロディーとシンプルな歌詞で消費者にアピールし、親しみを強調したことが功を奏した」と語る。
昨年は、全国で強力な「セウカン」マーケティングが展開され、売り上げを大いに伸ばした。少し遅れて、歌手のピの「カン」という歌がネット上で大ヒットしたとき、農心は彼を宣伝に起用し、その宣伝ビデオは、40日ほどでYouTube再生回数270万回を記録した。
実は、これとほぼ同じ内容の記事が、2019年の中央日報にも出たことがあり、当ブログで紹介しました。
セウカン誕生秘話(リンク)
セウカンが「かっぱえびせん」を剽窃した商品であることは、周知の事実です。
「白紙状態から開発を始めたため、研究員は多くの試行錯誤を繰り返した」(農心スナック・マーケティングチーム、キム・キボク課長)
日本に来る韓国人も増え、その事実を知る韓国人も多いのに、繰り返しこのような記事が出るんですね。キム課長が若い世代で、そうした事実を知らず、「社史」に綴られた虚偽をそのままマスコミに語っているのかもしれません。
事実を知っている韓国人は、こういう記事を、苦笑いしながらやり過ごすのでしょう。日本相手の嘘は許容されるという不文律があるからです。
これからも節目節目にこのような嘘が繰り返され、やがて「事実」として認定されるのでしょう。
慰安婦問題や徴用工問題(強制連行された、お金はもらっていない)、竹島問題(昔から韓国の領土だ)などにまつわる韓国の主張も嘘が多いですが、マスコミが無反省に嘘の情報を繰り返すせいで、韓国内では「事実認定」されてしまっています。
嘆かわしいことです。
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