犬鍋のヨロマル漫談

ヨロマルとは韓国語で諸言語の意。日本語、韓国語、英語、ロシア語などの言葉と酒・食・歴史にまつわるエッセー。

ユンボギのその後①

2024-06-24 22:18:50 | 
『ユンボギの日記』を読んでから数年後、『ユンボギが逝って―青年ユンボギと遺稿集』(白帝社、1993年刊)という本が出ました。『ユンボギの日記』よりも、ある意味でショッキングな内容でした。 その本によれば、『ユンボギの日記』(韓国語版原題は『あの空にも悲しみが』)の著者、李潤福は、1990年に38歳という若さで亡くなり、その長くない生涯がけっして幸せなものではなかったということなのです。 本書の著者 . . . 本文を読む
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