日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

ムーミントロールと呼ぶために

2019-04-28 17:09:41 | ふさおまき(オス)日記
空色もさわやかな丘陵は2つ越えました。






秩父の丘陵近くに町があると、山道もあちらこちらへ伸びて分かれて、思いのほか地図の判読が難しい所もありますが、
基本は道標に従えば何とかなります。



三叉路でとったルートは宮沢湖、辺りには今年オープンした
『ムーミンバレー』が有ります。



春の陽気に誘われて、なんて常套句で描くのも恥ずかしくないほどに、
家族ずれにカップルにバスツアーの皆さんが、
大勢このテーマパークに集まっていました。



北欧フィンランドの森を舞台にするという、
トーベヤンソンの世界を、
できる限り忠実に体験してもらおうという、
運営側の意気込みがあるようで、
施設の名前や道標には、フィンランド語が記して有り、
日本語案内の方が少なかったりもいたします。



だからか、ムーミンのことは、ムーミントロールと、原作に近い名前で紹介があるのです。








ムーミンパパもスナフキンもそしてムーミントロールも、
精霊の森の時空を緩めたようにして、
生きることの姿勢を語っています。

あまりにこだわないこと。敬う心も過ぎれば自らを縛ること。恐ければ逃げて戻ればいい、
嵐の中に家族でピクニックに出かけて見出す平穏もある。
様々のシーンが切り取られた展示は、
ムーミンをムーミントロールと呼び、
原作者・トーベヤンソンの哲学を見せてくれました。





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