日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

冬の天狗は蕎麦を好む

2014-03-23 20:21:48 | ふさおまき(オス)日記

駆け上がった高尾山を、二人で駆けくだったのは

高尾の天狗を味方につけたからでしょうか。

と言うくらい、私も彼女も足の具合は軽く、20分ほどで

山頂のお寺から登山口に戻りました。

お目当ては、毎年京王電鉄が開催する「高尾山の冬そばキャンペーン」

18のお店が参加して、パンフレットには100円割引券も付いています。

どの店にしようかと選ぶのも悩ましく、登山口に一番近い、

由緒正しい佇まいの高橋家さんをのぞきますが、かなりの待ち客が並んでいます。

14時を回っているので、お腹もすいて行列は諦めて、

すこし下った『栄茶屋』さんへ。

満員ですが列はなく、すぐにテーブルへ案内してもらいました。

頼むのは、もちろん高尾名物とろろそば。

私は冷で、彼女は温で。

角のたったしなりのいいそばです。

ふんわりと香って、とろろに負けていません。

ぐるぐるとかき混ぜて、ちょっとワイルドにすすると、とろろ独特の粘着力が

そばの香りを引き止めてくれるので、口の中が楽しいことしきり。

うんまいよー、にもう一品。

写真を撮る角度が悪かったかな?

丸まった直径10センチほどのきのこは、横から見れば耳の形をしています。

名づけて「天狗の耳たぶ」天ぷら。

さくさくと、初の出会い物にこちらも楽しくいただきました。

 

思いつきで、青空に誘われた高尾登山は、たいそう気持ちのいい一日となりました。

 


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