日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

2012年1月7日 富良野スキー旅行の1日目

2012-01-07 20:48:59 | 旅行記

年の初め、旅をするなら北海道。

特に冬ですから、ふさおまき夫婦が大好きなスキー旅行が一番です。

今回の旅で、まず第一の楽しみが、久々の北海道国際航空・AIR DOに乗ること。

期待通りに羽田では、バス輸送をしてもらえるので、

いったん航空機の下に降りました。

大勢の皆さんが、黄色と水色がイメージカラーの機体をバックに

写真をとっています。

そして、フライト中のサプライズ。ANAでさえ無くなった、コーヒーの

無料サービスが残っている上、見てくださいこのカップ。

テーブルのウケ口に入れると、なんともクマの表情が照れているように見えて

可愛らしい!それだけで、眠い目も一瞬見開きます。

とはいえ、5時前に起きた体は、もっぱら睡眠を求めるので、

途中窓の外に三陸海岸を見やって、被害のありようを創造した後は

寝てしまいました。

 

フライトは順調です。

旭川空港はもう雪の中ではありますが、天気は曇り。

驚くほど寒くも無いですし、何といっても風が無いのが助かります。

ガラス面が大きく、そんな気象状況すら一目でわかるロビーで、

1時間のスキー場行きバスを待ちますが、それだけ時間があれば

どうしてもショップを覗いてしまいます。

あるわあるわ、定番のお土産品。六花亭、ロイズ、カルビーそれに花畑牧場が

攻勢をかけているようで、やけに新製品が並びます。

そして、旭川空港最大の発見は、お土産店の先に小さなスペースを

構えていた、テイクアウトのスタンドにありました。

見つけたのは彼女。

ジュンドック。

実はエアドゥの機内誌にも、旭川新名物として取り上げられていたのですが、

まさかバス待ちのロビーで見つけるとは思っても見ませんでした。

ネーミングは開発者の名前、というパターンで、名は体を表す、という方ではないので、

商品名は印象に残りません。

しかしなんともおいしそうな予感。

スタンドのお姉さんに尋ねると、今はチキンカツのしかないけれど、すぐに用意できます、

とのこと。用意するといっても、冷蔵庫から出してレンジでチンするだけなのですが、

まあ、チンすることを最大に生かした食べ物だというのがポイントなのです。

電子レンジは再加熱、という意味合いのほか、蒸し料理に近い出来上がりにしてくれるのは

良く知られたところ。

このジュンドックは、チキンカツを手巻き寿司のようにご飯で回りを包み込み、

それを特製シートとラップ素材で包装しています。

その上、チンして5分は蒸らすようにとの但し書きもあります。

うまくできたもので、ご飯もあつあつホカホカですし、ご飯にまかれた揚げ物も、

いい具合に弾力を持ち、衣の味が米の半分くらいまでしみこむといった

具合なのです。

(巻き寿司+蒸し寿司+カツ丼)÷3=ジュンドッグ

という想像を、口の中でしてみてください。

それで、この写真を見ていただければ、ほとんど私たちと同じ

体験をしたことになるはずです。

 

そんなこんなで、まだまだ着かないスキー場。

バスは9時50分に出て、雪道を50キロくらいのスピードで安定走行、

11時近くに新富良野プリンスホテルに到着しました。

ありがたいことに、すぐに部屋に入れてもらうこともできたので、

いよいよ一年ぶりのスキーウェアに着替えて・・・

と後ろから呼ぶ声が。

いつものメンバーです。

左の雪だるま人形は、新富良野プリンスの各部屋においてあるマスコットです。

恒例の記念写真・・・

 

このあとは、もうスキーが楽しいだけの時間が夕方まで続きます。

ロープウェーで一気に標高900メートルに上がれば、快適なパウダースノー、

しかも3キロ近いロングクルージングになりますから、とても一回だけでは

滑りきることはできません。

彼女が待っててくれたり、私が待ったり。

一年ぶりでも、身についた動作はすぐに思い出すことができます。

しかもずっと昔からバランスに優れた優雅なターンをする彼女はもちろんですが、

今年は私も、左足補強と、拇指球で重心を受け止めるバランス術を

日々トレーニングしているので、スキーが揺れずにターンができるようにいなっています。

嬉しくってついつい滑りすぎて、結構、ふとももに乳酸が蓄積して、

関節も悲鳴を上げました。

 

間にパンをほおばる休憩時間はとりましたが、北国の夕方はことに早いのです。

3時20分には、標高所900mのロープウェー山頂駅からさらに標高1230メートルまで

連れて行ってくれるペアリフトが止まってしまいます。

そのほぼ最後の時間に1230メートルに上がり、ぐぐーっとダウンヒル開始。

ホテルまで降りてきて、私はもうスキー特有の、筋肉を力ませたまま長時間

支える運動に耐えられなくないリタイア。彼女がもう一本滑ってくるというのを

見送って、筋肉を伸縮するジャンプ運動を、スキーブーツを錘がわりにして

ピョンピョン飛んでいたのでした。

筋肉も使い方を変えれば、いろいろ鍛えることができるのです。

 

ホテルに併設された温泉「紫彩の湯」から出てくると、

窓の外にかまくらがありました。

これもまた良し、しかしお腹はもう背中とくっつく状態です。

18時の、夕食時間が待ち遠しくてなりません。

今日はバイキング「味の散歩道」に予約しています。

富良野産の野菜や豚肉がたくさん並びますし、

ステーキや握り寿司のパフォーマンスコーナーも、お楽しみ。

そして実際・・・

たっぷり食べて、1時間後にはもう動けません。

仕上げにたべたラーメンは、茹でたてで、しょうゆ味スープも

しっかり締まったガラ味がして結構なもの。

ご馳走様!

明日も楽しく体を動かすことができそうです。

 

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿