直径20cm。
エゾアムプリンの登場です!
薄いパラフィン紙がかかり、すりガラスの向こうに見えるようなプリンの景色。
ささ、開きます。
素焼きの平皿に、ぶなの紅葉のような濃い黄色を見せるプリンの肌が現れます。
紙を取ったとたん、甘い香りが。
直径20cm、20cm!比較の一円玉もライターも、最近で言えばI-Podも置かない私が
悪いのですが、とにかく20センチの大きなプリンだということを頭に描いてください。
手が伸びると少し比較できるかと思ったら、遠近法で以外にプリンが小さく見えてしまった。
だけど繰り返しますが、直径20センチのプリン、タユタユする広い海です。
しかも濃厚です。原料の卵はきっと黄身がオレンジ色に燃えていたことでしょう。
色が濃ければ味も濃い。クリームも上質で、滑らか。
プリンの大きなしずくは、大きなスプーンひとすくいでも、並みのひとのお腹にはズンと落ちていきます。
牛乳と卵にカラメルも混ざっているそうです。どうりで香ばしさも高らかです。
切った面の写真がこちら。密度の加減が伝わるでしょうか。
最近多くなってきた滑らか系プリントは、一線を画します。
結局、夕飯もアスパラとパンチェッタ炒めだけにとどめた二人の胃袋でも、
一日に食べることが出来たのはこれだけでした。
プリンの概念を変えるような、卵と牛乳のおいしい出会い。
8人分といわれるのもむべなるかな。
数日の賞味期限があるようですから、今日も冷蔵庫で眠っていただきましょう。
アムプリンさん、ご馳走様。
彼女によれば、店に建つのはかわいらしく話の面白いお姉さんだそうです。
私は店の外観写真を撮影していて、お話ができませんでした。
残念ですが、きっとまた、丘を越えて買いにいきます。
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