日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

2年ぶりの諏訪湖は何かと暖かい、冬なのに

2020-01-05 02:09:00 | 旅行記
2020年最初の旅行は諏訪湖から。
年に二度は出かけていた、私たちの楽しい場所に、昨年は一度も行けず、その挽回です。
そして1日目は、ブランクを実感する、だけど嬉し楽しの発見体験が続きます。




降り立った上諏訪駅正面に立派な建物が。
地元百貨店が姿を消した後、今ひとつ印象がなかった場所に、信州のオリジナル生活食料品を揃えるツルヤさんが入っていました。








駅レンタカーを借りて、定番トレースを始めます。
「えびすや」さんではいつものワカサギ唐揚げを、塩と甘辛で。
そして岡谷に近づく湖畔の公園にパーキング、湖畔ランニングです。
冬の日がスッキリ爽やかで、鏡面のような湖の向こうに富士山が頭を見せています。






こんな日のランニングは、呼吸だけでも気持ちよく、ゆっくりゆっくり足を運んで、
足や手をこういう具合に動かせば、一番効率的で苦しさや痛みなく走れるんだと確認できます。

5キロほど行った釜口水門で、まさに八つの峰を雪に際立たられた八ヶ岳を拝み、
ワカサギを入れ食いにしている釣り人の嬉しそうな顔も拝見します。
そうだ、この明媚の地には、古い友人が2年前に移住していたはず。
ショートメッセージを入れてみると、
思いの外のクイックレスポンスがあって、
昼ごはんでも食べようと言うことになりました。
そんな事をしていたら並走していた彼女に置いてけぼりをくらい、
追いつくために最後の3キロは時速14キロくらいまで上げると、先ほどまでの通い気持ちのランは何処へやら、
久々に疲労で脚が上がらないくらいになって、
ゴール地点の5メートル手前でようやく彼女に追いついたのでした。

汗を拭く間も無く、友人と待ち合わせたお店へ移動します。




「うなぎの小林」さんです。
まむし、というメニューを3人で注文して、
かつて一緒に働いた北の地での思い出話や、
最近の名古屋で後進を導く仕事ぶりなども聞き、独立して邁進する友人を逞しく羨ましく思いながら、
自分も今の地で頑張ろうという気持ちになりました。
















その後はまた定番行程にもどります。
下諏訪温泉で公共風呂「児湯」に入り、
良い具合に筋肉に染み込み、血流が勢いづくお湯で体のケアをすれば、風呂上りは八ヶ岳乳業のビン入りをグピリ。
諏訪大社秋宮下社の正月飾りがまだ残る神楽殿の太注連縄を眺めながら参拝して、
2年ぶりの「勝栗守」をお分けいただきます。スポーツの活躍を目指すお守りで、毎年新調する事にしています。

お参りが済めば、今日の宿泊地・松本へ向かいます。
高尾山ほどの標高にある山々に囲まれたこの盆地は、この上なく魅力的な風景雰囲気を持っている街です。
ただ冬は日の入も早く、北アルプスや美ヶ原の山は見上げることが出来ず、明日のお楽しみに取っておきます。
ホテルに荷物を置いて、夜は食べる楽しみへと。
洋菓子のマサムラさんでケーキを3つ買い込み、夕飯は洋食の翁堂さんへ。
「時代遅れの洋食屋」とアピールするくらいに、懐かしいメニューが並び、
暖かい木の内装の店内で頂くことができます。
私は、長編小説単行本くらいに分厚いポークソテー、彼女はハンバーグとオムライスの盛り合わせを注文。
幸せの信州旅は、胃袋と体も温まり、店の扉を開けると、
湿った雪のシャーベットが頬に降り越して、その清新なギャップに思わず微笑んだりしてしまいます。








腹ごなしに国宝の天守がライトアップされた街を散歩して、
鉱泉の湯で温まり、
ホテルの部屋ではマサムラのケーキを平らげる。
どこまでもどこまでも、満たされる冬の信州です。









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