日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

鹿児島市の吸引力

2015-05-01 08:50:02 | 旅行記
走り終わって空きっ腹、でもるぶげる(走る跳ぶ投げる、の意味)全部やっていたら2時近くになりました。
夕ご飯を六時に予約しているので、昼はあまり食べられません。

霧島市街の物産館で、地元パン屋さんのピーナッツパンとバターパンを買いました。それと、こういう店や道の駅でよくある、地元ご婦人によるお惣菜を物色。
見つけたのが『ポテサラ』という名の、竹輪の穴にポテトサラダを挟んで磯部揚げにしたおかずがあります。
旅の好奇心をそそります。同じ作りのスパサラ、とどちらにするか悩んだりするのも一興。
隣接する、豆にも焙煎にもこだわり抜いたコーヒーショップでカプチーノをテイクアウトして、車のバックドアを開けて腰掛け、駐車場でキャンプ場気分の昼食です。
気のいい店のお姉さんに声をかけられたりして、楽しいことこうえなし、霧島市に大好印象を持って、九州自動車道に乗って南下、鹿児島市に向かいます。



雲のかかる桜島、島津家の旗印。
磯公園は仙巌園です。島津久光公以来、明治期まで代々使われた邸宅を見て回り、富国強兵を目指した南の藩の歴史も『尚古集館』で学びます。
さらには、光の芸術、薩摩切子の並ぶ工芸館は、手の出せない値段ではありますが、家のテーブルに並んだら、さぞ美味しくなるだろうと夢想されるカッティングの生む輝きを眺め入りました。

歴史に思いを馳せて、少しは頭も使ったので、お腹もすきました。



『あぢもり』さんで黒豚しゃぶしゃぶをいただきます。
脂が美味しいのが、よい肉の印という見本。濃いめのだし汁で炊き、卵汁につけると、ややすき焼き風の味になるという、こちらの店独特の食べ方でした。肉はバラとロースで一人200グラム、私たちには三日分のタンパク質補給となりました。



腹がくちても別腹、という訳でもありませんが、鹿児島は天文館に来たらこちらだけはと思っていました。



いまや全国的知名度となった『シロクマ』元祖、天文館むじゃきさんです。



レーズンが目と口、さくらんぼがクマの鼻です。



アレンジもののチョコレート味も食べ比べ。
どちらにもフルーツや求肥、寒天が沢山散りばめられ、楽しく華やかなデザートが、これてもスモールサイズ400円台で頂けるのは、何とも嬉しい甘味です。

20年近く前、屋久島で仕事をしたあと、商店のカッブアイスで知ったシロクマの名を、ようやく実物で知ることができました。
ちょっと自分史の振り返りも懐かしい、天文館ナイトです。




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