今日は丸々一日スキー三昧。
ゲレンデ内ホテルステイの醍醐味を楽しめる日です。
朝食のバイキング会場からして、臨戦態勢。
ほとんどのお客さんが、あとシェルさえ身につければ
すぐにゲレンデへGOと言ったいでたちです。
といっても、それほどがつがつ見えない中年夫婦と、
連れてこられた感の強い子供がほとんどというのも
見たところの事実なのですが。
私たちも、どっか抜けてしまいます。
執念を燃やせば、朝食は6時30分からやってますし、
リフトも8時には動き始めますから、
それにあわせれば、ナイターまで含めて実に13時間も滑れる
はずなのです。
でも、実際には・・・朝ドラ見て、食事会場に行ったのが8時30分、
それから身支度して、うっかりつけてた「必殺仕事人Ⅲ」
のおかま詐欺師と盲目の母という設定にしばし離れられず、10時15分にゲレンデ
となりました。
今日も天気は晴朗とはまいりません。
小雪が舞っています。
針葉樹と白樺、そこにふわり粉雪。
美しいです。
雪面もふわりとマシュマロ状態。
平日となったわけで、客数も減り、ゲレンデは密度低く、
滑り心地は実に快適。ロングクルージングで足はガタガタになりますが
気分は上向きになってきます。
大嫌いで、すぐに二つ三つとばしてしまうリズムのとれないコブも、
珍しくやさしいふさおまきメスの指導と、深く掘られた谷筋が
新雪で埋められて恐怖感が薄らいだことが相まって、
どうにか、ワンテンポ遅れくらいのリズム音痴で
滑り降りることができました。
で、昼タイム。
楽しい北海道各所のスキー場ですが、ゲレ食といわれる、高くてまずくて混んでる
ところがほとんどという事実はいまだぬぐえない中、
ここ富良野は恵まれているほうだと思います。
少なくとも、おいしい固焼きそばやカニチャーハンもありますし、
ホテルメイドのオムカレーがある。
軽くなら、パン工房で焼きたてのおかずパンを選ぼうか。
名物ホワイトカレー、そして新作の数々・・・話題が事欠かないのです。
今日のチョイスは、昼だけやっている、中華系中心の十勝レストラン。
妻は大好きな固焼きそばに一直線ですが、私はプリンスホテルグループの
シェフメニューコンテストで入賞したという、にんじん・たまねぎ・かぼちゃの野菜を
練りこんだ小麦麺を釜揚げでいただく、温麺にエントリー。
きっとハルユタカだと思わせるぼそぼそとしながら質実が剛健となっている
彩り豊かな変わりうどんを目にしたのでした。
(写真)
これまた地元産の野菜てんぷらと、お稲荷さん2個がついて1300円なら、
ゆったりスペースで雪景色を見ながらという場所的価値も高いので、
全く文句はありません。
元気倍増、となって妻は、午後から久し振りのボード転向。
プリンスホテルのレンタルは、借り換え自由という便利さが
一つの売りなのです。
で、あれれ、立ち姿が心もとない、のは2年ぶりだからでしょう。
(写真)
最初はこわごわエッジを切り替え、山ターンにゴゴゴという音を出して
いましたが、3本目くらいからは、ターン、スーッと雪乗り、ターン、
スーがリズミカルに繰り返され、様になってきました。
2時間ほどで、足がびんびんとのギブアップを妻がもうしたこともあり、
16時でアップ。
今日も温泉に入って、その後は地下バンケットで開かれる、
味の散歩道バイキングへ突入し、おそらく30を超える皿を積み、
50近い食材をお腹におさめてお腹を満たしたのでした。
(写真)
お勧めは、富良野シューマイ。その次が十勝牛のステーキ。
オニオンフライやキュウリ・にんじん・たまねぎの酢漬けも2度づつ皿を運びました。
デザートのプリンは、ふわふわ食感の濃くありクリーム系。これを食べれば
ふらのデリスを食べ逃してもそれほど悔いが残らないほどの出来上がりでした。
たんまり楽しんだ一日!
こういうときは、感謝の念が深まります。
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