日々ふさおまき

走って跳んで歩いてます。

ボーナスのご褒美は虎走+ル・ゴロワ

2010-12-12 12:11:18 | ふさおまき(オス)日記
年末のお楽しみと思っていたボーナスですをいただいたので、
特別忙しかったこの半年の自分を慰労するために、
ランニングシューズを買いました。





アシックスのターサーゲイル。新宿のステップで、年末お買い得
商品30%オフに飛びつきました。
長距離スピードトレーニング用のシューズを買うのは2年ぶり。
それだけ最近はトラック種目ばっかりに熱を上げていたからでしょう、
なんてったって、スパイクシューズは練習用にして投擲用1足+短距離の柔らかめ1足
+短距離の硬め1足+走り幅跳び1足で4足も買ってますから。

長距離用を買ったのは、年始の渋谷区駅伝で地区の3走に選ばれた
から。2年前のアディダスはへたれてウォーキングがやったのミッドソール
状態でしたから。


そして久しぶりに昨日からトレーニング再開。
昨日は(めす)のおかげでゆっくり代々木公園を3週、
これの2周目後半からが酸素もタップリいきわたって実に
体が喜びまして、よいスタートを切りました。
ただし、欲が出た本日、彼女がまた陣場~高尾の山ガールと
なったため、ひとりで出かけてスピードを試したくなり、
早めの2キロJOGのあとは、内周1キロコースに入って、
どれくらいで走れるかタイムを取ってみました。
もちろん、スタート線を出て5歩で体が重いと感じました。
長距離独特の、地面と平行な位置でスーッと前に進む感覚は
まったくなく、無理やりけっている感じ、もろ短距離走の縮小版です。
もちろんエネルギーロスの局地のような走りでは息も絶え絶え、
ゴールで止めた時計は4分12秒を示していました。
マラソンペースなのに、全身がちがちで肩は1周だけで充血し固まって
います。すこしインターバルをとって臨んだ2周目は4分10秒。
長距離再開のときは、体のがんばりにまったくタイムがついていかない
と毎年のことで知っているとはいえ、なら最初からタイムなんか計るなと
突っ込みたくなるような結果でした。
でもまあ、30分できっちりトレーニング感は残りました。



シューズのベロに書かれた「虎走」。寅年の走り納めとまでは行きませんが。




ついでに、ボーナスご褒美話は昨晩の夕食です。
ル・ゴロワという神宮前のビストロ+のお店でいただきました。
シェフ&マダムの大塚夫妻の呼吸が合って目が行き届いた
店内は、とても居心地よく、オープンキッチンの活気は火の勢いと
シェフ以下の調理人たちのきびきびした動きを見ながら、
いつ自分のお皿ができてくるか、楽しく鑑賞できます。
だから彼女と行くとき、席はカウンターと決めています。
コースはプリフィクスで、前菜+スープ+メイン+デザートが
どれも5品ずつはあって選ぶのに迷います。しかも、このお店が
大好きな理由のひとつ、北海道の食材を生産者と話し合いながら
取り入れている、というスタンスが、この一年のうちにさらに
充実しているので、ますますメニューに目移りしてしまったのです。

前菜は名物・ゴロワ風サラダが彼女。元気な葉菜にカキやサーモン、
ホタテがポワレしてぐるりと並んでます。私は生ハム2種とサラダ。

スープは二人とも富良野にんじんのムースにトマトソースとコンソメジュレと
いうなんとも渾然一体、口の中に流れ込む味の層がフレッシュに広がる
シャンパングラスに盛られた一品をえらびました。

メインは彼女が白金豚、私は襟裳短角牛のロースト。
肉のうまみを大切にした、身のしっかりした肉が豚も牛も身上です。
がっしりかんで旨みが広がる肉には、ソースも少し強いかと思われる
風味がしっかりしたマスタード系がかかります。
皿の周囲には、ジャガイモサツマイモ、蕪にかぼちゃににんじんにと
角切りがそれぞれ焼かれたり蒸されたりゆでられたりしてにょきにょき
たっています。風景が面白い皿、そうなんか秋吉台みたい・・かな。

そんな心豊かな、ボーナス祝いのディナーでした。