『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』米国映画,2010年

『インサイド・ジョブ 世界不況の知られざる真実』米国映画,2010年
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この映画は、
佐々木実『市場と権力――「改革」に憑かれた経済学者の肖像』講談社,2013年
http://blog.goo.ne.jp/book_review/e/7c0a6cd604109f47179ca2a16eaaf051
で紹介されていた。おもしろい。
リーマンショック(2008年秋)は、「起こるべくして起きた」ことがわかる。
金融緩和政策かつ規制緩和政策のもとで、”巧妙な商品”を売り散らかす人ばかり大儲けをし、彼らはだれも責任を取らず、混乱のツケは、納税者や弱者にまわる仕組みが描かれている。共和党政権でも民主党政権でも同じ。なぜなら”ウォールストリート政権”だから。これでいいのだろうか。

佐々木実『市場と権力――「改革」に憑かれた経済学者の肖像』講談社,2013年

あの人物が怪物たる所以を垣間見ることができる。要は、政策はデタラメだったわけだ。郵政事業の株式が新規公開され１１月４日に東証へ上場される直前の今、この本を読む価値があると思う。読み易く面白い。

『バランスのよい食事ガイド なにをどれだけ食べたらいいの？ 第２版』女子栄養大学出版部,2014年

良書。とくに、「四群点数法で体重コントロール」p.84-85が良い。