日本カトリック司教協議会編『なぜ教会は社会問題にかかわるのか』カトリック中央協議会,2012年

日本カトリック司教協議会社会司教委員会編『なぜ教会は社会問題にかかわるのか』カトリック中央協議会,2012年2月15日
http://www.cbcj.catholic.jp/publish/bsps/kakawari/kakawari.html
いま、一番、お薦めしたい本。
特に、本書の第二部のQ33、原子力発電問題は時宜にかなっている。

【ご参照】
「「なぜ教会は社会問題にかかわるのかQ&A」出版記念シンポジウム 」
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/news/20120828.pdf
http://www.cbcj.catholic.jp/jpn/news/index.htm
以上
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瀧本哲史『僕は君たちに武器を配りたい』講談社2011年9月

この本、人気があるらしい。
金融市場、証券市場で仕事をした経験のある人にとっては常識のことが書かれている。
そのような経験をしたことがない人にとっては、この本を読んでも理解できないのではなかろうか。
まして社会経験のない学生が読んだとして、何をかいわんや。
いっぽう、著者がウォーレン・バフェットに憧れているのはわかる。
しかし、日本の株式市場は、ほんとうに”市場”であるか、そこがまず疑問。
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安冨歩『原発危機と「東大話法」――傍観者の論理・欺瞞の言語』明石書店2012年1月15日

本書の24ページに、「東大話法規則一覧」として「規則」が1~20まで掲載されている。
著者が2年間勤めた住友銀行員を辞めて大学院に入った動議、本書を書いたきっかけが、共振していることが興味深い。それらは、本書の「はしめに」と「あとがき」に記載されている。
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会田弘継『追跡・アメリカの思想家たち』新潮選書、新潮社2008年

カバー裏表紙から引用:「リベラルから保守反動まで。アメリカ思想のさまざまな系譜」。
平易な文章で読み易い。しかし、内容は高度。
それにつけても、キリスト教神学についての基本的な理解がないことには、米国(いや世界)を理解することは不可能の感あり。以上
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