白鳥は哀しからずや空の青海のあをにも染まずただよふ 牧水
道草だらけのBook Review
青木理『日本会議の正体』平凡社新書,2016年
2018年02月28日 / 本
著者、青木理(あおき おさむ)氏は1966年生まれてのジャーナリスト。
現在の安倍政権を支えている政治集団のひとつ、日本会議のことをを知るために読んだ。この本には、日本会議なる政治運動集団が、どのようにして発生し、これまでにどんな活動を行い(元号法の制定、国旗国歌法の制定、教育基本法の改正)、いま何を狙っているのか(憲法改正)が書かれている。神社に詣でたとき、お賽銭をするのが嫌になった。良書。
現在の安倍政権を支えている政治集団のひとつ、日本会議のことをを知るために読んだ。この本には、日本会議なる政治運動集団が、どのようにして発生し、これまでにどんな活動を行い(元号法の制定、国旗国歌法の制定、教育基本法の改正)、いま何を狙っているのか(憲法改正)が書かれている。神社に詣でたとき、お賽銭をするのが嫌になった。良書。
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橘玲『タックスヘヴン Tax Haven』幻冬舎,2014年
2018年02月22日 / 本
著者の橘玲(たちばな あきら)は1959年生まれの著述家。目次のつぎのページに「本書はフィクションであり、……いっさいの責任を負わない」という文章を心に留めてから本書を読んだほうがよい。早い話、この本の内容は”絵空事”なのであって、素人が下手に真似るとrealに火傷しかねないので要注意。それにしても租税回避の”技”がなまなましく描かれておりおもしろい。文章は平明で読みやすい。
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ジョン・J・ミアシャイマー著/奥山真司訳『大国政治の悲劇――米中は必ず衝突する! 改訂版』五月書房,2014年
2018年02月21日 / 本
原著は、
John J. Measheimer "The Tragedy of Great Power Politcs"
(2014年米国で発行された)。
著者は1947年生まれ。シカゴ大学教授。専門は国際関係論、特に安全保障分野。
訳者は1972年生まれの戦略学博士。
この本の最後尾の「訳者解説とあとがき」がおもしろい。小見出しは、
・ミアシャイマーの経歴
・オフェンシヴ・リアリズムという理論
・将来の予測
以上
John J. Measheimer "The Tragedy of Great Power Politcs"
(2014年米国で発行された)。
著者は1947年生まれ。シカゴ大学教授。専門は国際関係論、特に安全保障分野。
訳者は1972年生まれの戦略学博士。
この本の最後尾の「訳者解説とあとがき」がおもしろい。小見出しは、
・ミアシャイマーの経歴
・オフェンシヴ・リアリズムという理論
・将来の予測
以上
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橘玲『言ってはいけない――残酷すぎる現実』新潮新書,2016年
2018年02月03日 / 本
著者(たちばな あきら)は、1959年生まれの作家。
管見:この本でとくにおもしろかったのは次の2つ。
・〔コラム3〕ユダヤ人はなぜ知能が高いのか(本書のpp.49-53)
・〔コラム4〕アジア系の知能と遺伝(本書のpp.53-56)
この二つを知って、高い知能は何らかの代償を伴っているのではないか、と思わざるを得ない。凡人の浅知恵かもしらんが。以上
管見:この本でとくにおもしろかったのは次の2つ。
・〔コラム3〕ユダヤ人はなぜ知能が高いのか(本書のpp.49-53)
・〔コラム4〕アジア系の知能と遺伝(本書のpp.53-56)
この二つを知って、高い知能は何らかの代償を伴っているのではないか、と思わざるを得ない。凡人の浅知恵かもしらんが。以上
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