小嶋勝利『誰も書かなかった老人ホーム』祥伝社新書,2018年

著者は、民間介護施設紹介センター「みんかい」のスタッフ(本書の発行時時点)。老人ホームへこれから入居するかもしれない者の立場からの読書感想を少々記す。第2章「ホーム職員の実態を知る」の情報は有益。第3章「老人ホーム崩壊」の記述中の、とくに介護保険制度の著者の長期見通しについては参考になりかつ考えさせられる。第5章「老人ホームで好かれる人、嫌われる人」は入居者間の人間関係を考える上で有益。本書全体をとおして、有益な情報が多い。良書。
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