幕蓮『官邸ポリス』講談社,2018年

内閣官房長官(事務)が財務省(具体的には某国税庁長官)を切り捨てることにした理由が極めて明確に記述(p.172)されていて納得できる。
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井上ひさし『手鎖心中』(新装版)文春文庫,2009年

1972年上期の直木賞受賞作品。(以下、ネタばれ)大店の若旦那、有名人になりたいものの才能に恵まれぬ本人、ほんの茶番のつもりが恋敵は本気にとった。その挙句に殺されてしまう、というつくり話。狂気の描き方がみごと。
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