岡田暁生『恋愛哲学者モーツァルト』新潮選書,2008年

「はじめに」で書かれているモーツァルトとその父が面白い。この父あってのモーツァルトであることがあらためてわかる。
モーツァルトが創った5つのオペラについての論考が本書の本論。モーツァルトの個性と時代を踏まえたご主張は面白い。5つのうちのどれかのオペラを観る機会があればそのときにまた読み直したい本。
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