岡田尊司『パーソナリティ障害――いかに接し、どう克服するか』PHP新書,2004年

著者は1960年生まれの精神科医。
パーソナリティ障害者やその傾向を持っている人に寄り添った優しい視点で書かれている。「いかに接し、どう克服するか」に力点が置かれているところが好い。良書。ただ、本書は米国精神医学会の診断基準DSM-Ⅳ(1994年)に準拠して書かれている。現在の米国精神医学会の診断基準はDSM-5(2013年)であることに注意を要する。
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