徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


(since 17 AUG 2005)

ひと足お先に787

 787、と言えばボーイング社の次期ジェット旅客機 Boeing787 Dreamliner のことを思い浮かべてしまいます。

が、世の中は広い。視野狭窄に陥ってはいけません。
なんと787が既に世に出ていて手に入るではありませんか、それも日本で

早速買ってしまいました。って、何百億円もするジェット機、しかも開発も始まっていない機体を買える訳もなく、かと言って、それだって相当に高価であろうモックアップを買うことも出来ず、買ったところで置き場所が無い。

お手頃?に手に入る787は“ビール”であります。
(発泡酒からビールへの格上げにも財務大臣の許可が要る我が家なのですが....)

Asahi_beer_787


朝夕の冷え込みが顕著になってきた今日この頃、鍋物など身体を芯から温めてくれる食べ物が恋しく、また美味しい季節でもあるのですが、鍋にはビール、で、どうせ呑むなら「787」と思い買ってしまいました。
※ちなみに今夜の我が家の食卓は「キムチ鍋」の予定

Asahi_beer_787_label

“しっかりしたコクと、芳醇な香りを演出する”のが、787酵母だとか。
今宵は787の味わってみることといたしましょう。
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啓徳復活!?

 飛行機に興味のある方は勿論、そうでない方も一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか、香港の啓徳空港。Runway13に進入するときの俗に言う“香港カーブ”、Final では IGS に乗ってきた磁方位088度から滑走路方位の磁方位136度まで60度近くもひねりこまねばならず、ファイト一発(気合)?で滑走路中心に align することが求められる着陸が難しい空港としても有名でした。機窓から九龍の上を「洗濯物を引っ掛けるんじゃないか?」と思わせる迫力の風景を眺めて香港を訪れた経験をお持ちの方も少なくないことでしょう。

その啓徳空港にちなんだアジア名の台風21号(アジア名:KAI-TAK (カイタク):命名-香港〔“啓徳(旧空港名)”の意味〕)が、きょう29日午前9時〔日本時間〕に発生しました。

場所は南シナ海の北緯12度35分、東経113度30分で、中心の気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は18メートルです。

カイタクはゆっくりとした速度で西に進んでいます。

KAITAK_zoomed_image

KAI-TAK (カイタク)は、2000年より開始された台風のアジア命名リストの第4番目のもので、用意された140個の名前を使いきった今年、一巡して復活となったのです。

ちなみに前回は、2000年の7月5日に誕生した台風第4号が KAI-TAK (カイタク)でした。2000年のカイタクは、フィリピン北部で発生し、暫しフィリピン北のルソン海峡で迷走した後に北上、台湾を縦断、上海のすぐ東を通り東シナ海から黄海に入り、中国の山東半島沖で温帯低気圧に変わりました。
その間、5日間。最低気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は秒速40メートル弱にまで発達しました。

英文になりますが、2000年のカイタクについて興味があれば、こちら からどうぞ。

初冠雪の便りも聞かれる季節になりましたが、南の海ではまだ台風が発生しています。
地球の気候、そのスケールは壮大ですね。
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