徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
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PAXのひとりごと
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野村謙二郎選手、現役最後の勇姿 (続)

 我が家の広島東洋カープファンに敬意を表して。

野村謙二郎選手 ラストゲーム 「完全燃焼した」


広島・野村、1番ショートスタメンで有終飾るぞ - スポニチ大阪(まるごと広島)
木村拓(手前)相手にショートの練習をこなす野村◆ きょう引退試合 ◆

 広島・野村謙二郎内野手(39)が引退試合となるきょう12日横浜戦(広島)に1番・遊撃でスタメン出場することが11日、決定した。さらに試合展開次第で1イングずつ3つの外野ポジションにつきフル出場させる方針を山本監督が明言した。

 「試合展開によるが、外野のファンのためにも途中から1イニングずつ外野3カ所を守らせ、最後にまたショートに戻す」

 開幕1番・遊撃としてスタートした95年には3割、30本、30盗塁の“トリプル3”を達成している。「1番ショートは一番長くやったからね。監督に言われてありがたいなと思った。最後の力を振り絞って頑張りたい」

 当日は来場者全員に赤い応援シートが配布され、試合後は球場を1周するなどセレモニーが行われる。カープ一筋17年。数々の偉業をなし遂げた永遠のチームリーダーが、真っ赤に染まった市民球場で有終の美を飾る。

[ 2005年10月12日付 紙面記事 ]

写真=木村拓(手前)相手にショートの練習をこなす野村(スポーツニッポン新聞社)

完全燃焼でピリオド 涙で「幸せ者だよ」野村 (共同通信) - goo ニュース
引退試合を終え、山本監督(右)のねぎらいの言葉に涙ぐむ広島野村(共同) 最後の試合でも、野村は野村らしさを貫いた。慣れ親しんだ「1番・遊撃手」で先発出場。走・攻・守に全力プレーを見せ「きょうは完全燃焼したよ」と笑顔で締めくくった。

約3万人のファンで真っ赤に染まったスタンドの大声援に押され、守備では無失策。打っても6回、左中間を破る二塁打で2020本目の安打。続く木村拓のバントでは、三塁に全速力で滑り込んだ。全盛期をほうふつとさせるプレーで沸かせた。

試合後のセレモニーでは監督と抱き合い、涙した。ナインから背番号と同じ7度、胴上げされた。「監督とは10年一緒にやったし、こらえ切れなかった。最高の引退試合をしてもらって幸せ者だよ」 平成のミスター赤ヘルは「カープは絶対いける。全国のファンからうらやましがられる球団になってほしい」と後輩にエールを送り、笑顔で17年の現役生活に別れを告げた。

2005年10月12日 (水) 22:45

写真=引退試合を終え、山本監督(右)のねぎらいの言葉に涙ぐむ野村謙二郎選手(共同通信)


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