徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


(since 17 AUG 2005)

ふと思い出してしまいました....

 スポーツ欄をにぎわせている記事をみて、ふと、学生時代のキツ~イ一言を思い出してしまいました。

今は退官されて悠々人生を歩んでいらっしゃる某教授、涼しい顔をして要点をついた厳しい指導をして下さる先生で、それは毎日がビクビクものでした。
声をかけて指導していただけているうちはまだまだ“華”であり、通称“エネルギー爆弾”も“浴びるが華”です。愛の鞭と申しましょうか、明日への糧であった訳です。

その先生がケロリとして言い放ったあの言葉、久々に思い出してしまいました。
あれは、とある方の修士論文発表練習の場だったと記憶しております。
発表を聞き終えた先生がニコニコしながら口にしたコメントは....、
 『君は無駄な二年間を過ごしましたねぇ』
ドッカ~ン。水を打ったように静まり返った室内に、先生の静かで気品のある笑い声のみが響いておりました。

もうあれから何十年経ったことでしょう。そりゃぁ歳もとりますわな。

某球団も『無駄な二年間を過ごしましたねぇ』。
高い人件費を払ってもそれが出来るのですから、ある意味大したものです。財源はどこなのでしょう。
まさか泉のように億単位の年俸が湧き出る訳ではないのでしょうから、何処かで誰かが負担しているのですよね。


原監督、3季ぶりに復帰 巨人がチーム再建託す (共同通信) - goo ニュース
 巨人は5日、原辰徳監督の就任を発表した。2003年、球団首脳との確執が原因で辞任して以来、3シーズンぶりの復帰となる。3年連続で優勝を逃し、低迷するチームの再建は、02年に「ジャイアンツ愛」を合言葉にチームをまとめ上げ、就任早々日本一になった47歳の指揮官に託されることになった。

ベテラン選手の力が衰え、若手も育ってこないチームの現状。前途は厳しい苦難が待ち受けているが、新監督は「愛情と情熱をもって最高のチームをつくる」と抱負を語った。滝鼻オーナーも「巨人軍の将来を懸けた重要、重大な監督交代人事」と言い切り、全面的なバックアップを約束した。

堀内監督は契約期間を1年残して辞任した。

2005年10月 5日 (水) 17:49
無理だったスピード野球 事実上解任の堀内監督 (共同通信) - goo ニュース
 原前監督の辞任で突然回ってきた指揮官の座に、「青天のへきれき」と表現した堀内監督。しかし数々の球団ワースト記録をつくり、2年後に待っていたのは事実上の解任だった。

3位に終わった昨季、読売グループ内では「求心力のなさ」から監督交代が検討されたという。さすがに1年での解任には反対が多く、続投となったが、3年契約を満了することはできなかった。

堀内監督が就任時に掲げたのは「スピード感あふれる野球」。しかし、1年目に小久保とローズが加わり、「巨大戦力」はさらに膨れ上がった。ベテラン中心の超攻撃型チームに機動力や自己犠牲のプレーを求めるのは無理があった。また、投手出身だけに投手陣の再建を期待されたが、昨年のチーム防御率は球団最悪の4・50、今年はさらに悪くなった。

昨季オフには清原を戦力構想から外したが、球団側は残留を決め、ミセリ、キャプラーら外国人補強も散々だった。2リーグ分立後の巨人監督では初めて優勝を味わえず、通算勝率でも初めて5割を切った。

堀内監督は「守りの野球をやりたかったが、投手が不足した。けが人の相談で過ごした2年間だった」と無念そうに振り返った。

2005年10月 5日 (水) 17:27
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