徒然なるままに、一旅客の戯言(たわごと)
*** reminiscences ***
PAXのひとりごと
since 17 JAN 2005


(since 17 AUG 2005)

個人情報保護が叫ばれるなかで、何でこうなるの?

 つい先日、悪い癖が出て“衝動買い的機種変更”をした小生にとっては、少々気にかかる記事でございます。

通信会社が違うので大丈夫だとは思いますが。信用していますからね、auさん。

機種変更に際しては、「電話帳」のデータを古い機種から新しい機種に移行してもらったので(多分、どこのキャリアでも機種変に際してはそのようなことをしてくれると思います)、小生の怪しげな「電話帳」のデータも、一旦は店舗の端末に吸い上げられている訳です。新機種に移行後、直ちに消去してくれているとは思いますが、対面しているカウンターで確実に消去していることをこの目で確認している訳でも無し....。また、移行中は「電話帳」の中身が直接あるいは間接的に見えるのでしょうから、カウンター担当者の守秘義務というか、個人情報取扱いに関するモラールが大いに気になるところでもあります。

それにしても、この記事にある新携帯を手にした方はビックリしたでしょうねぇ。
良識あるこの方にNTTドコモ九州は感謝しなければなりますまい。
今の世の中、どういう輩がいるかわかりませんから、悪用されたり、犯罪につながる可能性もあった訳ですから。

個人情報保護法が施行され半年が経過したというのに、何故にこのようなお粗末なことが起こるのでしょうか。

事の重大性に対して、『原因を突き止め、再発防止に努める』とのドコモのコメントは、あまりにも稚拙で消費者を馬鹿にしていると思えるのは私だけでしょうか....。



新品携帯に他人の「電話帳」149件登録 (読売新聞) - Yahoo! ニュース
 福岡市博多区の会社員男性(37)が7月、NTTドコモ九州(福岡市)の販売代理店で購入した新品の携帯電話に、149件の電話番号やメールアドレスがすでに登録されていた。

 男性に心当たりはなく、他人の携帯電話に登録された「電話帳」が何らかの原因で流出し、書き込まれたらしい。流出元は特定されていない。新品にデータが流出するのは珍しい。ドコモ側は「原因を突き止め、再発防止に努める」としている。

 登録内容は企業名や「○○課長」などとなっており、個人の電話帳とみられる。「093」の市外局番(北九州市)で始まる番号が「うち」として登録されていたが、同社の顧客リストに該当する電話番号などは見当たらないという。

 同社福岡支店によると、問題の製品は7月5日前後に入荷。メーカー側は記憶媒体に中古部品は使っておらず、出荷前のテストでも異常はなかったという。

(読売新聞) - 10月1日10時31分更新

(以下、蛇足)

ちなみに“衝動機種変”した小生の新機種は、au初の「おサイフケータイ」(この呼び名はNTTドコモの登録商標らしいです)搭載、ソニー・エリクソン製W32Sであります。
ジョグ・ダイヤルが無くなったので、使い勝手に慣れるまでまだ時間がかかりそう。まだ移行訓練期間中です。

auショップの店員さん曰く、『ソニー・エリクソンはもうジョグ・ダイヤルの機種は製造しないらしいですよ』。
この信憑性も気になるところ....。

Image of W32S
(c)Copyright 2005 SONY Ericsson

Comment ( 2 ) | Trackback ( 0 )