風土記の丘だよりinかい

やまなしの考古博物館やmaibunCの活動のこと
そして周辺の甲斐風土記の丘の四季折々のようすをご紹介します

えとてん?!

2011年01月04日 | 考古博についての話題


 考古博物館のエントランスホールの一角に、新春恒例の「えとてん」が見られます。
ひらがなではわかりませんね。漢字で表しましょう・・・「干支展」です。

 どこの博物館でも、新春にその年の干支にちなんだ展示物を
特別に公開することが行われるようですが、わが考古博物館でも毎年行われています。
今年は卯年。どんなものが現れるのかしら・・・と新年が近づくと楽しみになります。



 趣旨の説明文や考古資料の中のウサギの意匠についての解説文。
それから原始古代の社会における仮の対象としてのウサギなどについての解説。
それらとともに、山梨県内からの出土品に見るウサギさん資料を展示しています。

 具体的にどんなものがあるか、については、考古博物館にお出かけいただき、
実際にご覧くださるようお勧め申し上げることに替えさせていただきます。
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バードウォッチング三昧・・・ツグミ

2011年01月04日 | 鳥やけもの


 サンシュユの森(森というほどでは・・・)に、ツグミがよく見かけられます。
すっかり落葉した冬姿のサンシュユ、それが疎らに植え込まれた場所なのですが、
今日は近づいてもなかなか逃げませんでした。
この場所、なぜかとてもお気に入りのようです。なぜかしら・・・。
それにしても、胸をはって、少々いばっているような姿勢、
これがツグミの特徴的なスタイルです。



 斜め上方ばかり見ていると思っていると、そうではありません。
ときおり地表にある何かをついばんでいます。
以前、それは虫かな、と思っていたのですが、この寒い時期に
冷え込んだ地表に虫もいないでしょう、そんなに。
ならば、何をついばんでいるのかなぁ・・・。

 ずっと考えてきたのですが、先ほど1つの考えがひらめきました。
ツグミは、あのサンシュユの実をついばんでいるのではないかと。

 サンシュユの実は、一見美味しそうですが、苦みが強く、鳥たちは
なかなかすぐには手を出さないみたい。
霜が降る頃には、苦みがすくなるなるのか、ヒヨドリたちがつつきに来ます。
でも、それも端から食べ尽くすようなことはないのかと。
そうこうしているうちに、サンシュユの実は、干しぶどうみたいになって、
地表に落下し、枝に残るものは、いまではほとんどありません。
そんな地面に落ちた干しぶどうのような実を食べ漁っているのでは。
だから、ツグミは、サンシュユの森が大好きなんだろう。

 ほんとのところは、ツグミたちに聞いてみないとわからないけど、きっとそう・・・。

(撮影:2011.1.4)

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