今日は何の日?
よく言われるのは、「救急の日」 各地で救急に関する講習会や
啓発イベントが行われたようです。
でも、とくに取り上げたいなと思うのは、やはり「重陽の節句」です。
中国で古くから生まれた考えで、「九」というのは陽数の極みで、たいへんおめでたいもの。
九月九日はそれが重なるので、「陽」が「重」なる・・・つまり「重陽」なのだそうです。
そうそう「重陽」は「ちょうよう」と読みます。
この日には、邪気を払い長寿を願いながら、キクの花を飾り、酒を酌み交わしたりする、
大人の節句ということです。
キクを愛でながら・・・ということで、「菊の節句」ともいわれます。
さて、写真ですが、タカサブロウの花を横から見たものです。
というより、タカサブロウの花にヤマトシジミが来ていたのですが、
蜜が少ないのか、すぐに他にとびたちましたが、シャッターは一瞬遅れて切られ、
チョウがとびたった後のタカサブロウのみの写真になったというわけです。
つまり失敗作品なのですが、なぜわざわざ登場したのか、心がおわかりになりますか。
タカサブロウは、キク科の植物、キクの花の1つとして、ここに登場であります。
あまりこの花を愛でながらというのもどうかと思われますが、
とにかく、この国に伝わる古い伝統に思いを馳せるための、キクの花の代役・・・です。
(撮影:2010.9.9)