すみません、またチョウです。 もう、「風土記の丘チョウだより」と名称変更した方が・・・
そんな声が聞こえてきそうですね。 まぁ、大目に見て、お付き合いくださいませ。
さて、エノキの木の枝に、何やら先日見かけたばかりのチョウがいましたよ。
今日は、このチョウの話題です。
このチョウの名は、ゴマダラチョウ。
それにしても、暗いですね、ここ・・・。
ああ、そうなんですか。こうした環境で、じっくりと・・・ですね。
撮影した写真、画像処理ソフトで、少し明るく補正してみました。
ようやくはっきりしてきましたけど、このゴマダラチョウ、エノキの幹の表面のくぼみに
お尻を差し入れているみたいです。
何でそんなことを・・・。
ああ、思い出しました。先日初めて、ゴマダラチョウを確認したとき、
図鑑の説明に、こんなことが書いてありました。
「幼虫は、ニレ科のエノキ、エゾエノキの葉を食べる」(猪又敏男『蝶』山と渓谷社2006 p.215)
そうですよ、大好きなエノキの葉がたくさん食べられるよう、
こうしてエノキの木に産卵をしているようですね。
その後、やってはいけないこと、やっちゃいました。
ゴマダラチョウのお母さん、ごめんなさい。
ストロボ発光させて、お母さんを驚かせてしまいました。
(この画像、クリックすると大きく見られます。
ゴマダラチョウさん、ごめんなさいと、いっしょにお詫びしながら見てください。)
そして、こちらは、ゴマダラチョウが産卵をしていたエノキの木の、
夏の太陽を浴びた梢のようすです。
(撮影:2010.7.23)