カレーの余韻 ( θ Θ θ ) ノ

2007年8月13日スタート
カレーをメインに、和洋折衷数多の料理の話題を。立食いそば屋さんのカレー、大好きです。

【喫茶店カレー】ニ ュ ー キ ャ ッ ス ル  辛来飯(カライライス)

2008年12月21日 12時43分26秒 | 喫茶店カレー




言わずと知れた喫茶店カレーの名店です。この地で歴史を紡ぐこと63年。幾多の変遷を経てきた銀座にあって、唯一変わらぬ姿で変わらぬ味を供し続けてきた愛すべきお店です。本当は隣の天津飯店で北京風チャンポンを食べようかと思っていたのですが、生憎と開店前の準備中。で、第二候補のこちらに入店と相成ったワケです。

もちろん頼むは辛来飯(カライライス)。このお店ではカレーライスのことをこう呼びます。ちなみにこの辛来飯、量によって、品川(一口サイズ)、大井(小盛り)、大森(やや小盛り)、蒲田(普通盛り)と京浜東北線の駅の名前が冠されています。東京から離れるにしたがって盛りが多くなっていくワケですね。

ということで頼んだのは普通サイズの「蒲田」。当たり前ですが、カレーのお店ゆえ、他のお客さんもすべてカレーを食べています。銀座という華やかな地にありますが客はすべてサラリーマン。ここからちょっと先の『ジャポネ』同様、Bグルを愛する男たちの聖地といったところでしょうか。

さて、肝心のカレーですが、とても不思議な味です。一口目に甘さが来ますが直ぐに今まで味わったことのない複雑な刺激が口中を駆け巡ります。ペッパー系のスパイスのほか、鼻に抜けるようなワサビにも似た刺激も混ざっていて何が何だか分からなくなって次のスプーンを、といった具合。美味しいかどうかはともかく、カレーの食べ歩きをしていてよかったと思える個性あるカレーでした。そういえば、いつもお店の前にいるにゃんこさんが今日はいませんでした。

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