プラネタリズム

ども、遊星です。世の中のもろもろを風景にして書き連ねる

第1回印象派展

2007-01-23 21:03:39 | 美術・カメラ
第1回印象派展は、1874年に開催された。
印象派展は、作品発表の場を求め、みずからの作品の販売を望む、若手画家たちによる試みとして始まった。
中心メンバーには、モネ、ルノワール、ピサロ、ドガ、シスレー、セザンヌなどのそうそうたる顔ぶれが連なっている。しかし、この当時、この画家たちの知名度はほとんどゼロに等しかった。

「第1回印象派展」の正式な名称は、「画家、彫刻家、版画家などによる共同出資会社の第1回展」である。
このとき、展覧会にはモネの「印象、日の出」が出展されていた。
展覧会を観た批評家のルイ・ルロワは、モネの「印象、日の出」という題名をもとに、「印象派」と揶揄して彼らを呼んだ。このことが「印象派」という名前の由来となる。

印象派展に参加した画家たちは、当時のサロンに代表される体制に反発する意味もあったが、あくまでの目的は、自分達の作品の売却であった。にもかかわらず、「印象派」の作品は当時の批評家に酷評され、実際には絵の買い手はほとんどつかなかったという。

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