もりのぼたもち

釣り、健康ランニングとお城巡りを楽しむアラ還おじさんです。
何事にもドンマイ!の気持ちであちこち出かけています。

太平洋の奇跡 ~ フォックスと呼ばれた男

2011年03月08日 | 映画

以前から予告編を観て気になっていた映画を観てきました。

それは、「太平洋の奇跡 ~ フォックスと呼ばれた男」 竹野内 豊さんが主演です。

太平洋戦争末期のサイパン島玉砕から、最後は47人の隊になりながらも、7万人ものアメリカ軍に立ち向かい、

また、200人の民間人を守り抜いた、実在の人物 大場 栄大尉の物語です。

終戦を迎えてもアメリカ軍に降伏せず、山を下りず交戦し続け、最後は上官(天羽少将)の命令書でやっと12月1日に投降。

この誇り高き魂の行動は、同じ日本人として感動です。

苦しく、恐ろしく、辛く、悲しいことばかりで、楽しさや嬉しさなんかは出てきません。

そのため、結構重いです。

それでも、こんな悲惨な事実が65年ほど前にあったかと思うと、信じられないくらいです。

平和な時代に生まれ、平和に生きる私は、何て幸せなことでしょう。と改めて感じさせられました。

そして、いつも思うのは、どうして昔の人はあんなにしっかりされていたのだろう?ということです。

この大場大尉も、当時32歳。現在48歳の私では、とても比較になりません。

自分の未熟さに反省です。

大場大尉は、復員後、会社社長、愛知県蒲郡市の市会議員をされ、1992年に亡くなられています。

先日、テレビで大場隊47名で唯一生きておられる方が紹介されていました。

スッゴイ経験をされたその人の言葉も重かったです。

そんな状態で、映画を見終えた私、ずっしり重い気持ちで映画館(敦賀)を出てきたところ、遠くにフェリーの姿を発見。

敦賀でフェリーと言えば、北海道。

あぁ~、北海道行きたい! 

もう、平和な現代に戻ってしまいました。

 

コメント
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